8月8日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

先週の新規失業保険申請件数が予想を下回り、米国株式市場は8月8日に大幅な上昇を見せました。以下に、特に大きな動きを見せた銘柄を紹介します。


イーライ・リリー (LLY)

上昇率: +9.48%
株価: $475.32
第2四半期の調整後利益が1株当たり3.92ドルとなり、アナリスト予想の3.70ドルを大きく上回りました。これに伴い、同社は通期の利益と収益のガイダンスを引き上げ、株価は9.48%の上昇を記録しました。


ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー (WBD)

下落率: -8.95%
株価: $12.24
第2四半期の売上高は97.1億ドルと前年同期比6.2%減少し、アナリスト予想の100.7億ドルを下回りました。さらに、当四半期の損失は99.9億ドルに達し、テレビ事業の価値下落に関連した減損費用91億ドルが含まれています。この結果、株価は8.95%下落しました。


モンスター・ビバレッジ (MNST)

下落率: -11.00%
株価: $52.84
エナジードリンクのモンスター・ビバレッジは、第2四半期の利益は1株当たり41セントで、アナリスト予想の44セントを下回りました。売上高は2.5%増の19億ドルでしたが、予想の20億1000万ドルを下回ったため、株価は11%下落しました。


アンダーアーマー (UAA)

上昇率: +19.00%
株価: $11.56
アスレチック・アパレルメーカーのアンダーアーマーは、第1四半期の業績と売上高が予想を上回り、2025年度の業績見通しを上方修正したことから、株価は19%急騰しました。


ファストリ (FSLY)

下落率: -14.00%
株価: $20.56
インターネット・インフラとセキュリティ・ソフトウェアのプロバイダーであるファストリは、通期で1株当たり11セントから16セントの損失を計上する見込みと発表し、14%下落しました。アナリスト予想の売上高5億5800万ドルに対し、実際の売上高は5億3000万ドルから5億4000万ドルの範囲でした。


バンブル (BMBL)

下落率: -29.16%
株価: $15.42
オンラインデーティング企業の同社は、2024年の収益見通しを大幅に下方修正し、1%から2%の成長になると発表しました。これにより株価は29.16%急落しました。


ジロー・グループ (Z)

上昇率: +18.27%
株価: $53.74
不動産マーケットプレイスの同社は、第2四半期の赤字幅縮小と新CEOの就任を発表し、株価は18%上昇しました。売上高は5億7200万ドル、GAAPベースで1700万ドルの損失を計上しましたが、アナリスト予想を上回りました。


デュオリンゴ (DUOL)

上昇率: +11.00%
株価: $167.28
語学学習会社デュオリンゴは、第2四半期の決算でウォール街予想の32セントを上回る1株51セントを計上し、通期見通しを上方修正しました。売上も予想を上回り、予約件数は前年同期から38%増加しました。

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ジェイフロッグ (FROG)

下落率: -28.00%
株価: $28.45
ソフトウェア開発ツールのメーカーである同社は、第3四半期のガイダンスが予想を下回ったため、株価は28%下落しました。同社は売上高1億500万ドルから1億600万ドルで、一株当たり9セントから11セントの利益を見込んでいます。


ダッチ・ブロス(BROS)

下落率: -20.00%
株価: $30.24
通年の売上高見通しを引き上げたものの、2024年のシステムショップの総出店数がガイダンス範囲の下限を下回ると発表し、株価は20%下落しました。

*関連記事「株価急落でもアナリストは強気!ダッチ・ブロスの未来を見据えた投資法


クラビヨ (KVYO)

上昇率: +33.00%
株価: $28.34
マーケティング・オートメーション・プロバイダーの同社は、第2四半期の売上が35%急増し、通期の売上ガイダンスを上方修正しました。これにより、株価は33%上昇しました。


パーカー・ハネフィン (PH)

上昇率: +11.00%
株価: $433.15
第4四半期の業績と売上高がアナリスト予想を上回り、株価は11%上昇しました。

*過去記事 株価変動

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