アップル、時価総額首位に迫る!「Apple Intelligence」の衝撃と株価上昇

アップル(AAPL)の株価は6月12日の米国市場でも続伸し、一時マイクロソフト(MSFT)を抜いて時価総額首位に立つ場面がありました。

アップルの株価動向と時価総額

10日のワールドワイド・デベロッパーズ・カンファレンス(WWDC)での「Apple Intelligence」AI戦略発表を受け、アップルの株価は急上昇。10日には1.9%の下落を見せましたが、11日には7.3%の急上昇を記録し、終値は207.15ドルでした。この日は2023年12月以来の史上最高値を更新し、12日もさらに5.9%上昇して213.07ドルに達する場面があり、2日連続で過去最高値を更新しました。

12日の終値でアップルの時価総額は3兆2670億ドルに達し、マイクロソフトの3兆2780億ドルに迫りました。ここ2日間でアップルは3059億ドルも時価総額を増加させました。

AI戦略「Apple Intelligence」の影響

アップルの新たなAI戦略「Apple Intelligence」は、今後の成長のカギとなると期待されています。ウェドブッシュ証券のアナリスト、ダン・アイブス氏は、AI革命が来年にはアップルのデバイスを通じて消費者に届くとの見方を示し、「Apple Intelligenceのニュースに対するストリートからの反応が遅れているのは、投資家がAI革命の重要性を理解し始めたからだ」と述べています。

投資家の反応と今後の展望

米国みずほ証券のアナリスト、ダニエル・オレーガン氏によれば、ウォール街の主要グループからもポジティブな反応が寄せられています。「アップルは人々の期待に応え、AI戦略は正しい方向への一歩だ」と評価されているそうです。オレーガン氏は、アップルの新機能が今年の大規模なリフレッシュサイクルを促進する可能性が高いとしています。

消費者が新しいAI機能のためにデバイスをアップグレードするかどうかは不確実ですが、今週の株価上昇はその可能性が高いことを示唆しています。

まとめ

アップルの株価上昇は、同社のAI戦略「Apple Intelligence」の発表が大きな影響を与えた結果です。今後のアップルの成長とAI革命がどのように展開していくのか、引き続き注目が集まります。

ウォール街の投資家たちがアップルに期待を寄せる中、同社の株価と時価総額がどのように推移していくのか、これからの動向に目が離せません。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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