S&P 500新メンバー:クラウドストライク、ゴーダディ、KKRが市場を揺るがす!

2024年6月7日、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)、ゴーダディ(GDDY)、KKR(KKR)の3銘柄がS&P 500種構成銘柄に加わることを発表しました。このニュースを受けて、7日のアフターマーケットでこれらの銘柄の株価は急騰しました。この3社は、6月24日の株式市場開場前にインデックスに加わります。

クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)

クラウドストライク・ホールディングスは、サイバーセキュリティ企業であり、コメリカ(CMA)に代わりS&P 500に加わります。同社の株価はニュース発表後、時間外取引で5.4%上昇しました。今年に入ってからの株価上昇率は37%で、特に6月4日に発表した予想を上回る第1四半期の決算が株価を12%上昇させました。この決算報告は、顧客消費の低迷を警告する中での好調な結果であり、ソフトウェア投資家にとって重要なニュースとなりました。
*過去記事はこちら クラウドストライク CRWD

ゴーダディ(GDDY)

ゴーダディは、ウェブサービス・プロバイダーであり、イルミナ(ILMN)に代わりS&P 500に加わります。同社の株価はニュース発表後、時間外取引で3.7%上昇しました。今年に入ってからの株価上昇率は31%であり、スターボード・バリューのアクティビスト投資家の活動が活発になっていることが値上がりの一因となっています。スターボードは、ゴーダディが2025会計年度に少なくとも「40%の成長と収益性」を目標にすべきだと主張しています。

KKR (KKR)

KKRは、オルタナティブ・アセット・マネージャーで、ロバート・ハーフ(RHI)に代わりS&P 500に加わります。同社の株価はニュース発表後、時間外取引で7.7%上昇しました。今年に入ってからの株価上昇率は18%で、5月に発表した第1四半期決算がアナリストの予想を上回る好調な結果を示しました。

S&P 500種構成銘柄の変更の意図

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのニュースリリースによると、今回の変更はS&P 500指数を「大型株市場」とその時価総額範囲をより代表するものにすることを意図しています。この変更は、投資家にとっての指数の代表性と信頼性を向上させるものと期待されています。

まとめ

クラウドストライク・ホールディングス、ゴーダディ、KKRのS&P 500種構成銘柄への追加は、これらの企業の株価に大きな影響を与えました。それぞれの企業が示す強力な成長と収益性の見通しは、今後も投資家にとって魅力的な要素になると予想されます。

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