ソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)の株価は5月1日の取引で4.8%上昇し、7.11ドルで取引されています(米国東部夏時間2:56PM現在)。このところ2日連続で下落していましたが、米国みずほ証券が株価が過度に下落しているとの見解を示したことで上昇に転じたようです。
ソーファイの株価下落は4月29日に始まりました。この日、同社は予想を上回る収益と収入を報告し、年間ガイダンスを引き上げましたが、現四半期の見通しはアナリストの予想を下回りました。その結果、株価はその日に10%下落し、続く5月1日には3.8%の下落を記録しました。ウォールストリートは、ローン損失の予想以上の引当額、財務予測、そして公正価値会計に対する懸念を表明しました。
それでも、米国みずほ証券のアナリストチーム、ダン・ドレブ氏をリーダーとするチームは楽観的な見方を維持しています。同チームは、信用品質と公正価値の評価に対する市場の懸念が過度であると論じています。
同チームはリサーチノートの中で、「より長期的な視点」に立ち、同社がローン販売に成功し、市場シェアを拡大していることなど、ポジティブな点を強調しています。同チームは「買い」の格付けと目標株価12ドルを再度表明しました。
2024年に入り、ソーファイの株価は28%下がっていますが、過去1年では47%の上昇を記録しています。このような市場の変動においても、米国みずほ証券の分析によると、現在の株価の下落は投資のチャンスを提供しているとのことです。