アップル株の押し目買いチャンス!次の四半期決算で何を期待するか

アップル(AAPL)株は今年、S&P500種株価指数が4.6%上昇する中で14%も下落し、市場をアンダーパフォームしています。しかし、ウェルズ・ファーゴのアナリスト、アーロン・レイカーズ氏は、投資家に対して押し目買いを勧めています。特に、アップルが5月2日に発表する第2四半期決算後に株価が下がる場合、買いのチャンスと見ています。

アップルの新しいAI戦略がカタリストに?

レイカーズ氏は、アップルの新しい生成AI戦略が株価にプラスの影響を与える可能性があると述べています。実際、アップルは6月10日に開催される世界開発者会議(WWDC)で、そのAIプロジェクトに関する最新情報を発表する予定です。この発表は市場の期待を高め、株価を押し上げる重要なイベントとなるかもしれません。

ディフェンシブなキャッシュフローと豊富なカタリスト

BofA証券のアナリスト、ワムシ・モハン氏もアップルに対して前向きな見解を示しており、豊富なカタリストとディフェンシブなキャッシュフローがアップルを2024年のトップ・ピックにすると評価しています。モハン氏は、決算での資本リターンの増加、WWDCでの生成AIの発表、秋の新型iPhoneの発売、そして各四半期のドルベースでの売上総利益の再加速を株価上昇のカタリストとして挙げています。

アップル独自のAIアプリの可能性

メリウス・リサーチのアナリスト、ベン・ライツェス氏は、アップルが独自のAIアプリを提供する可能性があると指摘しています。これには、アップグレードされたSiriやアップル以外のアプリにも統合できる新しいアシスタントが含まれるかもしれません。これらの改善は、iPhoneのさらなる魅力を高めると見られています。

総合的なアナリストの評価と株価動向

多くのアナリストがポジティブな見解とともに、アップルの株価は今後上昇する可能性が高いと予想しています。アナリストたちはアップルをオーバーウエイトと評価し、目標株価を220ドル以上に設定しています。株価は4月22日の市場で0.65%上昇し、166ドルで取引されていますが(米国東部夏時間記1:05 PM現在)、今後の決算発表やAI関連のアップデートにより、さらなる動きが期待されます。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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