マイクロソフトのAI革命:ダン・アイブズ氏が予測する「iPhoneの瞬間」

ウェドブッシュの著名アナリスト、ダン・アイブズ氏が、マイクロソフト(MSFT)の人工知能(AI)製品、特に「Copilot」に対して強い信頼を示し、同社の目標株価を大幅に引き上げたことが話題になっています。

アイブズ氏は、マイクロソフトのAI技術が、アップル(AAPL)のiPhoneのように業界を変革するポテンシャルを持っていると述べ、マイクロソフトの今後数年間のクラウド成長軌道を変えるという意味で、これをマイクロソフトの『iPhoneの瞬間』と見ていると述べています。

マイクロソフトのAI戦略は、アマゾン(AMZN)やアルファベット(GOOGL)などの競合他社と比較しても、非常に競争力があるとアイブス氏は考えています。同社の持つ強力なクラウド競争力はまだ同社の株価に織り込まれておらず、次のクラウドとAI拡大の波において株価の潜在的な上昇要因となり得ると見ています。

アイブズ氏によれば、マイクロソフトは2024年に向けてCopilot製品を含むAI関連製品の収益化において大きな進展を遂げています。これらの製品は「ゲームチェンジャー」であり、2025会計年度までにマイクロソフトに約250億ドルの売上をもたらすと予測しています。

アイブズ氏はマイクロソフトの12ヶ月後の目標株価を450ドルに設定し、その成長の可能性を強調しています。同氏の予測では、マイクロソフトの顧客の60%以上が、将来的にこの変革的なAI機能を使用することになるそうです。

AIの将来性について、アイブズ氏はインターネットが普及しはじめたころになぞらえています。同氏によると、AIは1995年のころのような動き、つまりインターネットがハイテクセクターを変革した時のような、変革的な技術支出の波を伴っています。

*過去記事 マイクロソフト MSFT

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