このところ好調のアップル(AAPL)の株価。週明けの12月11日の市場では昼過ぎの段階で1.8%安の192.21ドルで取引されていますが、株価は7月31日の史上最高終値196.45ドルに迫る位置にあります。
そんなアップルに対してウェドブッシュ証券の著名アナリスト、ダン・アイブズ氏が強気の見方を再度表明しました。
同氏が行った世界的な調査によれば、アップルの2024会計年度におけるiPhoneの出荷台数は、ウォールストリートが予想する220万から230万台を上回る可能性があるとのこと。
このサプライズの兆しは、今四半期にも現れるかもしれません。米国や中国における需要の強さが目立っており、特に中国では地元の競合企業であるファーウェイの脅威にもかかわらず、需要が強いとアイブス氏は指摘しています。
世界的に約2億4000万台のiPhoneがアップグレードされようとしており、iPhone 15とサービスが2024会計年度に再加速することで、来年アップル株を保有する絶好の機会だと見ている
と12月10日付けのリサーチノートで同氏は述べています。
アイブス氏はアップルの目標株価を240ドルから250ドルに引き上げ、「アウトパフォーム」の格付けを維持しました。
この目標株価により、アイブス氏はファクトセットの調査によると、ウォールストリートで最も強気なアップルをカバーするアナリストとなりました。アップル株の平均目標価格は197.30ドルです。
しかし、アイブス氏だけでなく、最近モルガン・スタンレーのアナリストもアップルに対してより強気な見方を示しており、先週目標株価を引き上げています。
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