Microsoft 365のCopilotが切り開く、新しい生産性の時代

マイクロソフト(MSFT )はマイクロソフト・イグナイトという2日間のカンファレンスを11月15日から開催しています。

このイベントは、新しいソフトウェアアップデートと、Azure Maia AI AcceleratorとAzure Cobalt CPUという2つの新しい半導体の発表に焦点を当てています。これらは2024年にAzureクラウドインフラで展開される予定です。

さらに、エヌビディア(NVDA) とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)のプロセッサをAzureで使用する契約の拡大も発表されました。

Copilot for Microsoft 365の影響

マイクロソフトはまた、Word、Excel、PowerPoint、Teamsなど、同社の生産性アプリケーション・スイートで広く使われているAIベースのコンパニオンであるCopilot for Microsoft 365の初期ユーザー297人を対象とした調査結果を発表しました。

Copilotユーザーの70%が生産性が向上し、68%が仕事の質が向上したと回答。また、64%が電子メールに費やす時間を減らし、85%がAIを使用することで文書の初稿を早く仕上げることができたと報告しました。22%のユーザーは1日30分以上の時間を節約でき、節約できた時間の平均は1日14分でした。

Microsoftの展望

マイクロソフトは、Copilotソフトウェアがアプリケーションスイート全体に広がり、あらゆるユーザーに行き渡ることを期待しています。特に、Bing ChatとBing Chat Enterpriseの検索エクスペリエンスは “Copilot” としてリブランディングされています。

さらに、Microsoft Copilot Studioという新しいツールも発表され、顧客がCopilotソフトウェアを個別に設定できるようになります。

この動きは、マイクロソフトが業界をリードするAI技術により、顧客のニーズを満たし続けるという強い意志の表れです。今後もこの分野での同社の発展に注目が集まりそうです。

*過去記事 マイクロソフト MSFT

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