突如前倒し!エヌビディアAIチップへの中国輸出規制が予想よりも早く発効

中国に輸出されるエヌビディア(NVDA)のAIチップの一部に対する規制は、同社の予想よりも1ヶ月早く、即座に発効することが明らかになりました。

これはエヌビディアが10月24日に提出した書類の中で明らかにしたもので、同社は23日に商務省から開始日が早まったことを告げられたそうです。

先週、同省は特定のデータセンター製品(A100、A800、H100、H800、L40S)に対するライセンス要件を同社に課し、30日後に発効する予定でした。

書類の中でエヌビディアは、世界的なAIチップの需要の高まりにより、この規制の前倒しは短期的には業績に重大な影響を与えるとは考えていないと述べています。実際、24日の市場では取引開始直後の株価はわずか0.3%の下落にとどまりました。

米国政府は昨年、中国による高度なAI技術の軍事利用を阻止するため、輸出規制の第一弾を発表しました。先週発表された追加規制は、これらの措置を更新するものでした。

規制が強化されたとはいえ、エヌビディアはおそらく中国以外の顧客からAI製品の旺盛な注文を受けていると考えられます。先週、台湾の半導体メーカーTSMCは、AIの受注が過去3カ月で改善したと発表しました。TSMCはエヌビディアのAIチップの主要サプライヤーです。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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