パランティア・テクノロジーズ(PLTR)は10月10日、米国陸軍から人工知能に関わる新たな契約を獲得したと発表しました。
この契約は最大3年間の新規契約で、米国陸軍が戦闘司令部(COCOM)、軍、情報コミュニティ、特殊部隊を支援するため、人工知能(AI)および機械学習(ML)能力のテスト、活用、拡張を継続するためのものだとパランティア社はニュースリリースで述べています。
先週、米国防総省の契約ウェブサイトに掲載されたこの契約は、2026年までで最大2億5000万ドルの額に達するものだそうです。
2018年以来、パランティアは米国陸軍と提携し、全軍、COCOM、特殊作戦部隊にデータ統合、管理、AIモデルのトレーニングを提供し、共通の作戦画像を作成してきました。このパートナーシップに基づき、今回の新たなフェーズでは、これらの軍全体で統合全領域指揮統制(JADC2)の取り組みをさらに推進することになります。
米国防総省の契約ウェブサイトに掲載されたことでパランティアの株価は10月9日の市場で6%高の17.61ドルと大きく上昇しましたが、同社がニュースリリースを発表したことにより10日のプレマーケットでさらに3%上昇しています。
*過去記事はこちら パランティア PLTR