エヌビディアが上場来最高値:時価総額1兆2000億ドルを突破

エヌビディア(NVDA)の株価が8月29日、終値での過去最高値を更新、時価総額は初めて1兆2000億ドルを突破しました。

エヌビディア株の動き

29日の市場においてエヌビディアの株価は一時5%上昇し、日中最高値で490.81ドルに達しました。終値では4.2%高の487.84ドルでした。また、先週、株価は初めて500ドルの大台に突入しています。

データセンター売上が驚異的に

エヌビディアはデータセンター向けの売上高がウォール街の予想を20億ドル以上上回る業績を発表し、次の四半期の売上高も予想を30億ドル以上上回ると見込んでいます。

1年で1兆ドル増加

ダウ・ジョーンズのマーケットデータによれば、エヌビディアの時価総額は1年余りで約1兆ドル増加しました。2020年8月以来初めて113ドルを下回って取引を終えた2022年10月14日から、時価総額は9,250億ドル増加しています。

昨年の問題と回復

昨年、エヌビディアがデータセンターの販売で急落したのは、中国への売上高見込みが4億ドル減少し、在庫評価損に対処する必要があったためです。しかし、エヌビディアはこれを乗り越え、強力な復活を遂げました。

まとめ

ファクトセットのデータによると、エヌビディアの株価は年初来で234%上昇しており、2016年に記録した224%という1年間の過去最高値をすでに上回っています。

投資家や市場アナリストからの関心も高まっており、エヌビディアが今後どれだけの成長を遂げるのか、引き続き注目されます。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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