ウェドブッシュ証券の著名アナリスト、ダン・アイブス氏がアップル（AAPL）の株価についての見解を示し、アップルの成長の原動力となるであろうiPhone 15の登場に注目していることを明らかにしました。6月7日に公開されたリサーチノートで同氏はアップルの1年後の目標株価を205ドルから220ドルに引き上げ、アウトパフォームの格付けを維持すると発表しました。
アップルの成長の原動力：iPhone 15の登場
アイブス氏は、アップルが今後も引き続き「強く巨大なポジション」を獲得するための主要な要素として、iPhone 15の発売を挙げています。何百万人ものユーザーが携帯電話を新しいバージョンに買い換える状況にあるため、新モデルは売上の増加をもたらすだろうと述べています。
具体的には、「現在の分析では、およそ2億5千万台のiPhoneが4年以上アップグレードされていない」と同氏は指摘しています。これはつまり、これらのユーザーが新型のiPhone 15へとアップグレードする可能性が高いということを示しています。そしてこれは、売上の大幅な増加を意味することを同氏は示唆しています。
アップルの最新情報：待望の新製品発表
アップルは最近、Worldwide Developers Conferenceで新しいヘッドセットVision Proや新しいMacBook Airなど、一連の新製品を発表しました。しかしながら、スマートフォンの売上は常にアップルにとって最大の収益源であり、前四半期のアップルの総売上950億ドルのうち510億ドルをiPhoneが稼ぎ出しています。
iPhone 15の発売に向けての見通し
アイブス氏は、新しくて高価なiPhoneモデルが出ることと、最近携帯を新しくしていない人が多いことから、アップルが有利な状況にあると言っています。アップルの高い技術力と顧客数の多さを考えると、新しいiPhone 15の発売で、更なる売上の増加が期待できそうです。
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