AMD株価急上昇!マイクロソフトとの共同開発がエヌビディアに勝利するか?

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)とマイクロソフト(MSFT)がエヌビディア(NVDA)のAIチップを凌駕する選択肢を共同開発しているとの報道が流れ、5月4日の市場でAMDの株価が急騰しました。

ブルームバーグの報道によると、AMDとマイクロソフトがエヌビディアのAIチップに対抗できる選択肢を共同開発しているそうです。無名の情報筋によれば、AMDがこのプロジェクトに取り組む際、マイクロソフトが財政的な支援を提供しているとされています。また、AMDはAIワークロードを処理する「国産」マイクロソフトプロセッサについてもマイクロソフトと連携していると報じられています。

こうした報道が伝わると、4日にAMDの株価は12%急騰し、一時91.64ドルの日中高値をつけました。

AI技術をサポートするハードウェアを製造する企業(エヌビディア、AMD、スーパー・マイクロ・コンピュータなど)は、AI技術の主流化に伴い注目を集めています。特に、オープンAIのChatGPTなどの大規模言語モデルを活用した生成AIが多くの計算能力を必要としており、これらの企業が開発するAIチップの需要が高まっています。

AMDのCEOリサ・スー氏は最近の業績報告で、データセンター事業における製品ロードマップ、特にAI関連製品について「非常に良い」とアナリストに語りました。同氏は今年1月に開催されたCESで、第4四半期に発売予定のスーパーコンピューティング用AMDのMI300 GPU/CPUを紹介し、「AIのチャンスに本当に興奮している」と述べています。

これまでの報道によると、AMDとマイクロソフトの共同開発によるAIチップは、競合他社のエヌビディアに対抗できる性能を持つことが期待されています。しかし、現時点では両社から公式の発表はありません。AMDの広報担当者は「噂や憶測に関するコメント」を拒否し、マイクロソフトもコメントを出していません。

AI市場は急速に拡大しており、様々な産業分野でAI技術の活用が加速しています。そのため、高性能なAIチップの開発競争はますます激しくなることが予想されます。これに対応するため、AMDやマイクロソフト、そしてエヌビディアなどの企業は、独自の技術力を駆使して革新的な製品開発に取り組んでいます。

*過去記事はこちら「AMD

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