アマゾン ワン・メディカルの39億ドルの買収完了

アマゾン(AMZN)は2月22日、ワン・メディカルの親会社である1ライフ・ヘルスケア(ONEM)を買収する39億ドルの取引を完了したと発表しました。

7月に発表したこの買収は、オンラインドラッグストアのアマゾンファーマシーや、患者から医師へのメッセージサービス「アマゾンクリニック」を含む、同社の成長ヘルスケア事業の重要な要素であるとアマゾンは述べています。
アマゾンがワン・メディカルを買収する契約を締結
アマゾン ワン・メディカル買収で不況に強い事業構造に

ワン・メディカルは、約81万5000人の会員と20以上の市場に214の医療機関を有しています。サービスは会員制で、対面診療だけでなく、バーチャルケアも提供しています。両社は22日に、米国の新規顧客が同サービスの会員になる場合、初年度は28%引きの144ドルで利用できるようにすると発表しています。

9月に1ライフは、FTC(連邦取引委員会)がこの取引を調査しており、規制当局が両社に詳細な情報を求めたと証券提出書類で発表していました。ウォール・ストリート・ジャーナルはFTCの広報担当者の話として、FTCが買収阻止に間に合うように訴えることはないだろうと報じています。ただ、合併に関する調査は継続するとのことです。

アマゾンのアンディ・ジャシーCEOは、2021年にジェフ・ベゾス氏から引き継いで以来、ヘルスケア業界への参入を積極的に行なってきました。1ライフの買収は、同氏が指揮を執るようになって初めての大型買収となります。

*過去記事はこちら アマゾン AMZN

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