パロアルトネットワークス（PANW）は2月21日のマーケット終了後に1月31日締めの第2四半期の決算を発表しました。
売上高は17億ドルで、前年同期比26%増となり、同社のガイダンスである16億3000万ドル〜16億6000万ドルの範囲と、アナリストのコンセンサス予想である16億5000万ドルの両方を上回りました。
調整後ベースでは、1株当り利益は1.05ドルとなり、ガイダンスの範囲である76セント〜78セントを大幅に上回り ました。コンセンサス予想では、1株当り利益は78セントと予想されていました。一般に公正妥当と認められた会計原則では、1株当たり25セントの利益となります。
Billing（請求額）は26％増の20億ドルで、会社予想の19億4000万ドル〜19億9000万ドルを上回りました。
CEOのニケシュ・アローラ氏は声明で、「マクロ経済的な課題の中で、当社のチームは引き続き優れた業績を上げ、顧客のセキュリティアーキテクチャの統合を支援しています」と述べています。
第3四半期については、売上高は16億9500万ドル〜17億2500万ドルで、22％〜24％増加し、非GAAPベースの利益は1株当たり90セント〜94セントと見ています。コンセンサス予想では、売上高17億4,000万ドル、1株当たり利益78セントとされていました。Billing（請求額）は22億ドル〜22億5000万ドルで、22％〜25％増加する見込みとのことです。
通期については、売上高を25％〜26％増の68億5000万ドル〜69億1000万ドル、非GAAPベースの利益を1株当たり3.97ドル〜4.03ドル、Billing（請求額）を91億ドル〜92億ドルとする見込みを示しています。
通期の売上高ガイダンスは前四半期から変更されていませんが、利益ガイダンスは1株当たり3.37ドル〜3.44ドルという前回のレンジから上昇しています。またBilling（請求額）のガイダンスは、以前は89億5,000万ドル〜91億ドルの範囲でした。
予想を大きく上回る利益をあげたことを受け、株価は21日のアフターマーケットで7.68%高の179.7ドルと急騰しています。
＊過去記事「パロアルトネットワークス 好決算で急騰」