2023年の注目は半導体株、買うべき4つの銘柄

米国みずほ証券のアナリストが2023年の注目すべきセクターは半導体株として4つの銘柄に買い推奨を行っています。

アナリストのVijay Rakesh氏は1月25日付けの顧客向けメモでアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、エヌビディア(NVDA)、クアルコム(QCOM)、ブロードコム(AVGO)を取り上げ、いずれも「買い」の格付けを行っています。

目標株価はAMDが95ドル、エヌビディアが200ドル、クアルコムが150ドル、ブロードコムが700ドルとなっており、1月25日の終値で見ると、AMDが27%、エヌビディアが4%、クアルコムが14%、ブロードコムが20%の上昇の余地がある価格設定になっています。

ICE半導体指数に連動するiSharesセミコンダクター(SOXX)上場ファンドは、昨年35%下落しましたが、Rakesh氏は過去20年間で半導体セクターが連続して下落したのは2回だけだと指摘しています。

AMDについては、データセンター向けサーバーチップ事業について楽観的な見方をしており、現在の予想を上回ることができるとRakesh氏は予測しています。

エヌビディアについては、人工知能アプリケーションに使用される半導体の製造で市場をリードしていると強気で、最新のゲーム用グラフィックカードが好調に売れると予想しています。

クアルコムについては、中国の景気回復の恩恵を受ける半導体メーカーであると見ています。

ブロードコムについては、半導体とインフラストラクチャ ソフトウェアのポートフォリオ全体における高い利益率を背景に魅力的であると同氏は評価しています。

*過去記事「AMD、エヌビディア、クアルコムなど半導体株に買い推奨

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