金融テクノロジー企業であるソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)は11月1日のマーケットが始まる前に第3四半期決算を発表しました。
売上は前年同期比51%増の4億1900万ドルで、1株当たり9セントの損失を計上。また、調整後EBITDA(利払い前、税引き前、減価償却前利益)は4400万ドルで、前年同期比332%増となりました。
ファクトセットが調査したアナリストのコンセンサス予想では、第3四半期の売上は3億9,300万ドル、1株当たりの損失は11セント、EBITDAは2910万ドルと見られていました。
予想を上回る売上をあげる一方、損失は予想より少なかったことで株価が急騰しています。
同社はまた、会員数の大幅な増加も報告。CEOであるアンソニー・ノト氏は声明の中で、「会員数は、前年同期比61%増の470万人超となりました。我々はまた、635,000以上の新しい商品を追加し、総商品数は約720万となり、年間69%増加した」と述べています。
ソーファイは通年の売上ガイダンスを引き上げ、前回の15億800万ドル〜15億1300万ドルのレンジから15億1700万ドル〜15億2200万ドルのレンジへと修正しています。また、通年の調整後EBITDAガイダンスを1億400万ドル〜1億900万ドルのレンジから1億1500万ドル〜1億2000万ドルへと上方修正しています。
ソーファイの株価は11月1日の昼過ぎの段階で11%高の6ドルで取引されています。
*過去記事「記録的な売上を計上したソーファイが30%近く高騰」