好不況に関係なく億り人の数は増え続ける

2021年の時点で、世界には6,250万人の億万長者が存在していたそうです。しかし、クレディ・スイス・グループAGが9月20日に発表した「グローバル・ウェルス・リポート 2022」によると、この数は今後5年間で40%増加し、2026年には8,750万人に達すると予想されるそうです。

その地域および国別の内訳を示したのが以下の表になります。

目をひくのが2位の中国の台頭で、619万人から1220万人あまりに倍増。全世界の億万長者に占める割合は2021年の10%から26年には14%に増えています。

その分、占有率を落としたのがダントツの1位のアメリカで2021年の39%が26年には32%とシェアが減っています。それでも人数自体は300万人以上も増えていて、増加数では中国に次いでいます。

中国との差が2026年にはさらに大きくなってしまう日本ですが、3位の座をキープして、シェアは5.4%から5.5%とほぼ同じ、人数が337万人から479万人と142万人も増えるというのは、結構健闘している感じで、意外に思う方も多いのではないでしょうか。

クレディ・スイスはまた、一生のうちに5000万ドルを超える財産を手に入れた「超富裕層」に該当する人々についても調べています。このような超富裕層は米国に14万人、次いで中国に3万2710人、ドイツに9720人いるそうで、米国は過去1年間で、こうした超富裕層がどの国よりも多く増えた国だそうです。

足元ではインフレやロシア・ウクライナ戦争などの問題がありますが、世界の総資産は成長を続けるだろうとクレディ・スイスは予想しています。

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