50%近い上昇が見込めるAMDはエヌビディア、インテルよりもおすすめの半導体株

  • 2022年9月9日
  • 2022年9月9日
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シュティフェルのアナリスト、ルーベン・ロイ氏が9月8日、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のカバレッジを開始し、「買い」の評価と122ドルの目標株価を提示しました。この数字は82ドルあまりの現在の株価から50%近い上昇の余地があることを示唆しています。

「AMDは新製品を次々と発表しており、データセンター、エンタープライズ、ティア1 PC OEM(PCメーカー)の分野で現在の勢いが続くと予想している」と同氏は述べています。

先週、AMDは9月27日に発売予定の次世代半導体「Ryzen 7000シリーズ」の最終的な詳細を発表しました。「Zen 4」と呼ばれる新アーキテクチャに基づくこの半導体は、アプリケーションに応じて、現在と比較して最大45%の性能向上を実現すると同社は述べています。

ロイ氏はまた、AMDの評価額(今後12ヶ月間の1株当たり利益の20倍以下)は、その成長性を背景に魅力的であると見ており、「短期的な需要の変動はあるものの、シェア拡大により市場を大きく上回る成長が見込まれ、売上総利益率と営業利益率の拡大が続き、最終的には倍率の拡大が期待できる」と述べています。

ロイ氏は他の半導体メーカーについてもカバレッジを開始していますが、エヌビディア(NVDA)とインテル(INTC)については楽観的ではなく、両社ともに「ホールド」と格付けしています。

エヌビディアについては目標株価を165ドルとし「売上再加速のタイミングと規模が見えないため、特にNVDAのゲーム事業との関連で、株価の上昇幅が制限される可能性が高い」と評価しています。

インテルについては、「INTCが複数年にわたる移行戦略を開始するにあたり、経営陣のタイムラインと技術ロードマップの目標は野心的と見ており、競争圧力が引き続き高まると予想している」と述べ、製品パイプラインの不確実性を理由に、目標株価を32ドルに設定しています。

*過去記事はこちら「AMD

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