ちょうど1年前、アップル(AAPL)のiPhone13に衛星通信機能が搭載される可能性について報じられましたが「アップル 次期iPhoneに衛星通信機能搭載か?」、今またその話が再び浮上しています。
ニュース源となっているのは今回もまた台湾に拠点を置く証券会社TF インターナショナルのアナリスト、ミンチー・クオ氏です。同氏によれば、アップルが緊急テキスト送信と音声サービスを可能にするであろう衛星通信機能をテストしているそうで、来週発表が予定されているiPhone14に衛星通信機能が搭載されるかもしれないそうです。サービスのパートナーはグローバルスター(GSAT)になりそうなことを同氏は示唆しています。
近年、自然災害や地政学的紛争が頻発していることを考えると衛星通信を介して行う緊急のテキスト送信や音声サービスがスマートフォンにとって必携の機能となっているとクオ氏は指摘しています。その機能がいつ搭載されるかは、アップルと通信事業者がビジネスモデルをうまく構築できるかにかかっているとしながらも、時期はともかく最終的にはその機能が搭載されることになると同氏は述べています。
9月7日に行われるアップルのイベントの招待状には、「Far Out」という見出しがあり、星のフィールドにアップルのロゴが描かれていることは、衛星通信機能搭載を示唆したものと受け取る向きもあるようです。
*過去記事はこちら アップル AAPL