AMD アナリストの強気のコメントで株価は微減

  • 2022年8月4日
  • 2022年8月4日
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AMD ガイダンスが予想を下回り下落」でお伝えしたように8月2日、第2四半期決算を発表したアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)ですが、3日の終値は1.21%減の98.09ドルとなりました。

市場のオープン時は前日比4.5%減の94.83ドルでしたが、その後徐々に下落幅を縮小していきました。第3四半期の売上高ガイダンスの中間値がアナリストのコンセンサス予想を下回ったことで前日のアフターマーケットから下げていましたが、アナリストからの強気のコメントが出たことで下げ幅が縮まったようです。

ローゼンブラットのアナリスト、ハン・モーゼマン氏は、AMDを再び「買い」とし、目標株価を200ドルに設定、株価が2倍になる可能性を示唆しました。

同氏は、AMDがその優れた製品によってインテル(INTC)から市場シェアを獲得する可能性を指摘しており、「インテルであっても、ハイエンドサーバー用チップのシェアを失う可能性が高い」と述べています。

バーンスタインのアナリスト、ステイシー・ラスゴン氏も、AMDがライバルから大きなシェアを奪うことができると確信しています。同氏は、AMDのアウトパフォームの格付けと135ドルの目標株価を再確認しました。

「AMDは、大きく下落していることが明らかなPC市場を、先週の競合他社よりもかなりうまく切り抜けている」と同氏は評価しています。

6月期には、ハイエンドサーバー用チップの市場で、この競合2社の間で市場シェアが大きく変化していることが明確に示されました。AMDの第2四半期のデータセンター部門の売上は前年同期比83%増でしたが、インテルは先週、データセンター・サーバー部門の売上が同期間に16%減ったと報告しています。

*過去記事はこちら「AMD

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