ショッピファイ 予想を下回る決算と慎重な見通しのために急落

ショッピファイ(SHOP)は5月5日朝に第1四半期決算を発表しましたが、予想を下回る業績と慎重な見通しを示したために、株価はプレマーケットで前日比12.22%減の426.17ドルと急落しています(米国東部時間7:40AM)。

売上高は12億ドルで、アナリストのコンセンサス予想の12億4000万ドルを下回りました。商品総量は前年同期比16%増の432億ドルでした。

調整後の1株当たり利益は20セントで、コンセンサス予想の64セントを下回りました。純利益は2,510万ドルで、前年同期の2億5410万ドルから減少しています。

同社は、「2021年前半のロックダウンや政府の景気刺激策をきっかけとしたeコマースの加速が、2022年前半にはないため」、前年同期比で売上高の伸びは前半が低く、第4四半期が最も高くなると予想しています。

マーチャントソリューションの売上成長率は、サブスクリプション・ソリューションの成長率の2倍以上になる可能性があり、粗利益のドル成長率は売上成長率を下回ることになると同社は述べています。

ショッピファイでは、売上総利益をすべて事業に再投資し、サービスを拡大する予定であると同社は付け加えています。資本支出は約2億ドル、株式報酬費用と関連する給与税は約8億ドルとなる予定です。

同社はまた、フルフィルメント技術を提供するデリバーを約21億ドルで買収する計画も発表しました。これはショッピファイ史上最大の買収で、約80%が現金、20%がショッピファイのクラスA株で構成されています。この買収は今年の営業利益率に希薄化をもたらすと、ショピファイは述べています。

*過去記事はこちら ショッピファイ SHOP

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