2月15日の市場終了後に発表された第4四半期決算に関する続報です。
「アップスタート 予想を上回る業績、ガイダンス、自社株買いの発表で高騰」
共同創業者兼CEOのデイブ・ジルーアード氏は、、声明の中で、2021年は「AIレンディングが最前線に登場し、数十年で最もインパクトのあるクレジットの変革が始まった年として記憶されるでしょう。しかし、AIレンディングは1カテゴリーの現象ではありません。また、今年最後の数週間における当社チームの大々的な後押しにより、当社プラットフォームでの自動車ローンのオリジネーションが急速に増加しており、今後数年間にわたってアップスタートに成長の機会を提供してくれることを報告したいと思います」と述べています。
ジェフリーズのアナリストは、アップスタートの格付けを「ホールド」、目標株価を100ドルとしていますが、アップスタートの売上は同社の予想を上回ったと述べています。
「ローン数、コンバージョン率、マージンは予想に比べて良好で、ガイダンスはコンセンサス予想を十分に上回っており、株価はポジティブに反応するはずだ」と記したメモを公表しています。
「買い」の評価を与えているシティのアナリストは、同社の「”ビーストモード “の四半期は正常化の懸念を覆した」と述べています。
また、「個人向けローンのシェア拡大の勢いが続いていることに加え、自動車向けランプ(銀行との提携、ルーフトップの成長)にも多くのものがあると考えている。勢いのあるナラティブは十分に機能しているように見える」と、シティはリサーチノートで述べています。シティは350ドルの目標株価を掲げています。
今回の自社株買いについて、最高財務責任者(CFO)のサンジェイ・ダッタ氏は、「当社株式の取引が不安定な中、過去1年間の様々な時期に魅力的と思われる買い状況を目にしてきましたが、当社の収益性を考えれば、このプログラムを開始し、株主のためにそうした状況を利用できる立場にあります」と述べています。
*過去記事はこちら アップスタート UPST