今年、メタバースでの不動産購入がブームになるかもしれないという記事を以前掲載しましたが、仮想空間の土地を買うのはまだ遅くない3つの理由をモトリーフールがあげていますので、ご紹介します。
*過去記事「2022年にメタバース不動産ブームが到来?」
新しいコミュニティの建設の継続
最近発表された「The Sandbox」の香港をテーマにした仮想都市「Mega City」の拡張計画のように、既存のプラットフォームの中での成長であれ、ゼロから始める新しいプラットフォームであれ、メタバースはまだ成長段階にあり、日に日に拡大しています。
もちろん、これらのコミュニティのすべてが成功するわけではありませんが、この空間への投資の多さは、多くの企業がメタバースを定着させようと必死になっていることを意味しています。しかし、これらのコミュニティのすべてが成功するわけではありません。
米国コネチカット州に本社を置く技術調査・コンサルティング会社ガートナーでさえ、メタバースは長期的なトレンドになると予測しており、”Emerging Technologies and Trends Impact Radar for 2022 “の中で長期的なトレンドとして取り上げています。
多くのビックブランドが参入中
サムスンはディセントラランドでの仮想店舗の立ち上げを発表したばかりですが、メタバースに名乗りを上げる最初の、そして唯一のブランドではありません。
ファッションブランドもメタバースを好んでおり、グッチやナイキなどのブランドがイベントを開催したり、NFTのアーティストと提携して、非常にリアルで人気のある商品のバーチャル版を作成したりしています。
ディセントランドのファッション・ウィークは大きなイベントで、3月に開催されます。全豪オープンでは、実際のイベントに合わせて数日間のバーチャルイベントを開催する予定です。
また、コンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパースや会計事務所のプレーガー・メティスような、実務的で有用な企業もメタバースに間もなく登場します。
価格は安定的に上昇
2021年に6億9,211万ドルのメタバース不動産が売買された第三者マーケットプレイス「Nonfungible.com」のデータによると、ディセントラランドのメタバース不動産の30日平均価格は、11月1日には6,849.68ドルでした。
11月末には、ニュースになるような数百万ドルの物件が売られるなど、少し異常な急上昇がありましたが、2022年1月14日現在、ディセントラランドのプラットフォームを通じて売られた物件の30日間の平均価格は13,427.76ドルです。
ディセントラランドの30日平均価格が1,523.58ドルだった2021年8月1日までさかのぼると、その成長はさらに目に見えてわかります。このような初期の上昇が続くとは考えられませんが、平均的な未改良の13,000ドルの不動産が15,000ドル、17,000ドル、あるいは20,000ドルになる日が来ることは容易に想像できます。価値の上限が全く見えないような商業不動産区画は言うまでもありません。
見逃しを恐れてメタバースで物を買う人や、自分が何をしようとしているのか完全には理解していなくても、他のブランドがやっていることは知っている大企業も確かに存在しますが、非常に精通した、非常に賢い人々がこの空間に参入しています。
メタバースでの購入は、非常にリスクの高いものであり続けています。メタバースのプラットフォームの選択を誤ると、投資したものすべてを失ってしまう可能性があります。しかし、早めに購入した人には、将来の大きなチャンスがあります。
より多くのブランドがメタバースに参入し、物理学的な制約や、流行が止まることのない現実世界では得られない体験を提供しようと努力している現在、メタバース不動産には大きな成長の可能性があると考えられます。