長期的な視点で購入すべきトップソフトウェア銘柄3つ

経済情勢がどう変わろうと、デジタル化が進む世界においてソフトウェアは不可欠であり、私たちの日常生活はソフトウェアに支えられています。

生活に不可欠な存在であるソフトウェアは、ポートフォリオの柱にすべき重要なセクターです。年間経常収益(ARR)、収益性、製品需要の高さから、優れた投資対象となるソフトウェア企業をモトリーフールがピックアップしていますので、ご紹介します。

マイクロソフト(MSFT)

世界最大のソフトウェア企業であるマイクロソフトを抜きにしてソフトウェア株を語ることはできません。マイクロソフトは、時価総額が2.5兆ドル以上、2021年度の売上高が1680億ドル以上と、他を圧倒しています。

マイクロソフトは、長年にわたって着実に売上を伸ばしてきました。2019年度以降、売上は1258億ドルから2021年度には1681億ドルに成長しており、これは、15%以上の年複利成長率に相当します。

成長企業の中にはもっと高い成長率を達成している会社もあるかもしれません。しかし、この会社の巨大な規模を考えると、15%という数字は実に素晴らしいものです。

マイクロソフトの3つのセグメントは、それぞれ売上高と営業利益を伸ばしており、特にクラウドの売上高は2021年度に601億ドルに達したことが目をひきます。利益率も上昇傾向にあり、2021年度の営業利益率は約42%に達しています。純利益率も、38%という驚異的な数値をクリアしています。

そして、マイクロソフトは、この現状に満足しているわけではありません。今話題のメタバースのためのソフトウェア開発に取り組んでおり、MeshやTeamsといったソフトウェアで、ビジネス界のメタバース市場を開拓したいと考えています。これらのソフトは、ユーザーがこのバーチャルな3Dインターフェイスで対話することを可能にします。

マイクロソフトのクラウドでの成功を考えれば、メタバースでも同様なことが起きると考えるのは自然に思えます。

シノプシス(SNPS)

現在、半導体(チップ)の需要は、供給をはるかに上回っています。2021年には、チップ不足のためにいくつかのメーカーが戦略的に生産を停止せざるを得なくなりました。シノプシスは、エンジニアがチップの設計やテストに使用するソフトウェアを販売しており、この過剰な需要が同社のソフトウェアに優れた市場を生み出しています。

過剰な需要の結果、シノプシスは2021年度の売上成長を加速させました。同社は、2020年度に10%、2019年度に8%の増収を達成した後、2021年度に14%の増収を達成しています。これにより、売上高は42億ドル以上に押し上げられました。

この成長はボトムラインにうまく反映されており、希薄化後の1株当たり利益は2020年度の4.27ドルから2021年度の4.81ドルへと、12%以上の割合で増加しています。

現在、同社の株価売上高倍率は11強で推移しており、株価は史上最高値に近い水準にあります。しかし、加熱化はあまり危惧されていないようです。ウォール街では強気の見方をしており、ショートインタレストは1%未満で、投資家が過大評価していないことを示しています。

アマゾン(AMZN)

多くの人はそう思ってないかもしれませんが、アマゾンの実際の姿はソフトウェア企業です。それは、Eコマース事業よりもクラウドコンピューティング部門であるAWSからの営業利益の方が多いことに示されています。

2021年1~9月のAWSの売上高は、アマゾンの総売上高のわずか13%ですが、営業利益の60%以上を占めています。AWSの売上高は444億ドルで、2020年の同じ9カ月間に比べて36%増加しました。2021年第3四半期だけでも、AWSの純売上高は2020年同期比で39%増となっており、このセグメントで成長が加速していることがわかります。

現在、アマゾンのEコマース事業には逆風が吹いています。2021年と2022年に引き続き、サプライチェーンのボトルネックにより、収益に大きなコストが加わりました。

また、労働市場が逼迫していることも、さらなる費用の増加につながりました。このため、2021年第3四半期には、北米および海外セグメントの合計で損失を計上しました。その結果、株価は2021年暦年では異例の横ばいとなりました。

しかし、アマゾンには良いニュースが2つあります。まず、これらの逆風は一時的なものであり、2022年中には軽減されるはずだということです。

第2に、AWSがその分を補い、2021年1~9月の全体の営業利益は、2020年の同時期に比べて大幅に増加しました。また、Eコマース事業の純トップライン売上高も大幅に増加し、2020年の数値を容易に上回りました。

逆風が弱まれば、アマゾンは再びフルスロットルで走り出し、長期的な株主にとって大きなアップサイドをもたらす可能性があります。

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