71年分のデータが示す、新年に投資家が喜ぶかもしれないこと

  • 2022年1月1日
  • 2022年1月1日
  • BS余話

2021年、S&P 500 は約 29%のトータルリターンを記録しましたが、歴史を振り返ると、2022年は投資家にとってさらなる利益をもたらす可能性があります。

Truist Advisory Servicesの共同最高投資責任者であるキース・ラーナー氏は、1950年までさかのぼり、S&P500のトータルリターンが25%以上の年には、通常、翌年に株が上昇することを発見しました。この71年間の結果は、17回のうち14回、82%の確率で株価が上昇しました。

しかし、もちろん、上がらなかった3回の例もあります。それは、1962年、1981年と1990年。ラーナー氏によれば、1962年は、「フラッシュ・クラッシュ」と「投資家の信頼性の悪化」に見舞われた年であり、1981年と1990年は、いずれも景気後退の時期であったそうです。

ラーナー氏は、2022年に景気後退が起こるとは考えていませんが、2021年が好調だった後は、株価の上昇が緩やかになる可能性があることを認めています。

同氏は、「歴史はあくまでも目安であり、景気循環やファンダメンタルズなどの他の要因と合わせて考えるべきだ」と述べています。

しかし、市場が大きく上昇した年、価格の勢いが強かった年、戻しが浅かった年のパフォーマンスに関する研究結果は、Truist Advisory Servicesの2022年のベースケース見通しをさらに裏付けるものです。同社は依然として株式を支持しており、2021年に比べてはるかに緩やかなペースではあるが、強気の市場が拡大すると予想しています。

 

新年明けましておめでとうございます。
この記事のデータが示すように本年も実り多き年でありますように。
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