12月8日、コネクテッドテレビのロク(ROKU)の株価は、同社のプラットフォームでのYouTubeストリーミングをめぐるグーグルとの紛争を解決したと発表したことで急上昇しました。
ロクは以前、グーグルの親会社であるアルファベット(GOOGL)がYouTubeのサービスをロクのプラットフォーム上で維持するための交渉を行っていた際に、グーグルを反競争的な行為であると非難していました。8日、ロクとグーグルは、YouTubeとYouTube TVの複数年にわたる延長に合意しました。
「今回の合意は、YouTubeとYouTube TVの両方をロク・プラットフォーム上のすべてのストリーマーで利用できるようにするという、共通の顧客にとって前向きな展開を意味する」と、ロクの広報担当者は声明で述べています。
ロクは、テレビをスマートテレビに変えるデバイスを販売しており、そのプラットフォームを通じてストリーミングサービスへのアクセスを可能にし、場合によっては購読料や広告費の分配を受けています。
ロクとグーグルの論争の核心は、YouTube TVにあります。ロクは、グーグルがYouTube TVへのアクセス条件をめぐる協議を利用して、YouTube TVアプリで視聴するロクユーザーの間での地位を向上させようとしていると主張しました。
この発表を受け、ロクの株価は12月8日のマーケットで急騰。一時は11%上昇し、240.51ドルをつけました。