エヌビディア メタバースへの期待高まり高騰

エヌビディア(NVDA)の株価が11月4日のマーケットで高騰しています。昼過ぎの株価で前日比11%増の295.26ドルで取引されています。

1日の上昇率としては約19ヶ月ぶりの大きさですが、これは、同社が毎年開催しているGTC開発者会議が、注目のテーマである「メタバース」に関連した機会を提供するとの楽観的な見方が広がっているためだと報じられています。

エヌビディアは、11月8日にGTCカンファレンスを開催する予定で、人工知能をめぐる様々な問題に焦点を当てることが予想されます。

ウェルス・ファーゴのアナリスト、アーロン・レイカーズ氏は11月3日に、エヌビディアは 「メタバース 」での機会を生かそうとしていることから、カンファレンス中にオムニバース・エンタープライズの一般提供を発表する可能性が高いと書いています。

フェイスブックの親会社であるメタ・プラットフォームズは、メタバースに大きな可能性を見出している企業のひとつで、人々はますます仮想世界でのつながりを求めるようになるだろうという考えに賭けています。レイカーズ氏は、メタバースによって、今後5年間でエヌビディアのアドレス可能市場が少なくとも100億ドル拡大すると予測しています。

エヌビディアのオムニバースは、「クリエイターが物理的に正確なシミュレーション/3Dレンダリングをリアルタイムでコラボレーションできる、オープンなバーチャルプラットフォームだ」とレイカーズ氏は書いています。

同氏は、「リアルタイム・シミュレーションがエンジニアリングの生産性を向上させることから、オムニバースの採用は近い将来、企業部門、特に設計部門で急増するだろう」と予想しています。

レイカーズ氏は、11月3日の深夜に顧客に宛てたメモの中で、エヌビディアの目標株価を245ドルから320ドルに引き上げました。同氏は、エヌビディアの目標株価を300ドル以上に設定している2人のアナリストのうちの1人です。

*過去記事はこちら「エヌビディアNVDA

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG