スノーフレーク 好決算発表で時間外で上昇

クラウドベースのデータウェアハウスソフトウェア企業であるスノーフレーク(SNOW)が7月31日に終了した会計年度第2四半期決算を発表しました。

四半期売上高は前年同期比104%増の2億7,220万ドルとなり、2億5,650万ドルとされていたコンセンサス予想を上回りました。製品売上高は103%増の2億5,460万ドルで、同社のガイダンスレンジである2億3500万~2億4000万ドルを上回りました。

当四半期の営業損失は、非GAAPベースで2,190万ドルとなり、非GAAPベースの営業利益率は、会社予想の-19%を上回る-8%となりました。

調整後のフリーキャッシュフローは280万ドルとなり、3四半期連続で黒字となりました。GAAP基準では、1株当たり64セントの損失となりました。

将来の仕事の指標となる履行義務残高は15億ドルとなり、前年同期比で122%増加しました。

顧客総数は現在4,990社で、そのうち116社は12ヶ月間の製品売上高が100万ドルを超えています。

スノーフレークの会長兼CEOであるFrank Slootman氏は、声明の中で「スノーフレークは、顧客の消費の強さを反映して、第2四半期の製品売上高が3桁の伸びとなり、引き続き勢いがある」と述べています。

また、継続的なビジネスの指標である純売上維持率が169%となり、4月期の168%、1年前の158%から上昇したと述べています。

10月期の製品売上高は、前年同期比89%から92%増の2億8,000万ドルから2億8,500万ドル、非GAAPベースの営業利益率は-7%となる見込みです。

2022年1月期の製品売上高の予想は、前回予想の10億2,000万ドルから10億3,500万ドルを上回る10億6,000万ドルから10億7,000万ドルとなり、1株当たり91%から93%の増加となりました。

通期の非GAAPベースの営業利益率は、前回予想の-17%から大幅に改善し、-9%となる見込みです。

また、調整後のフリーキャッシュフローマージンは7%となる見込みです。

非GAAPベースの製品粗利益率を、2021年度の69%、2020年度の63%から、73%と見込んでいます。

経営陣は、製品売上高の通期予想を上方修正したのはこれが2回目となります。

予想を上回る業績発表を受けて、スノーフレークの株価は、8月25日の時間外取引で一時、5.5%増の299.28ドルとなりました。

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