アクソン 半年間で44%上昇と絶好調

アクソン 公共安全機関関連で躍進するSaaS企業」でご紹介したアクソン・エンタープライズ(AXON)。

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公共安全機関関連の仕事を手がけているため法執行技術企業(law enforcement technology company)などと呼ばれていますが、その株価は2021年上期で44.3%上昇と好調です。

アクソンは5月に第1四半期の業績を発表しましたが、これが過去2ヶ月間の株価の好調のきっかけとなったようです。

第1四半期の売上高は33%増で、経営陣の予想を上回り、その他の多くの数字も好調でした。

新製品の予約は前年同期比で130%増加し、アクソンがテーザー機器のみの販売から多角化したことが功を奏したことを示しています。

純売上維持率は119%で、これは既存顧客からの売上の伸びが大きいことを示しています。

アクソンは5年、10年といった長期の契約を販売することもあるため、ハードウェアとソフトウェアのバンドル製品の解約率が低く、売上予測がしやすい構造になっています。

さらに、アクソンは、今後も成長が続くことを示す発表を数多く行っています。

6月10日、ブラジルのサンパウロ州憲兵隊は、2,500人の警官にアクソンのハードウェアを装備し、アクソンのソフトウェア製品の使用を開始しました。

サンパウロ州憲兵隊は、9万人以上の警官を擁するブラジル最大の警察組織であり、本国アメリカ以外の地域でのアクソンの躍進を示しています。

さらに6月29日には、Piedmont Healthcareが警備員にテーザーとボディカメラを装備し、ジョージア州の病院でデジタル管理システム「Axon Evidence」を採用することを発表しました。

2021年に株価が大幅に上昇したことで、アクソンは現在プレミアム評価で取引されていると言えます。

115億ドルの時価総額に対して、売上高価格比(P/S)は15.5。GAAPベースでは不採算ですが、株式ベースの報酬費用を除いた調整後のEBITDAを第1四半期に4,580万ドル計上しています。

また、経営陣は2021年通期の売上見通しを当初の7.4億ドルから8.2億ドルに更新しました。

株価がこのように高いP/Sであるため、継続的な強い売上成長と収益性の向上が、アクソン株を保有し続けるためには必要となりますが、ソフトウェアへの進出、製品の国際販売、警察署だけへの販売からの脱却など、事業の多角化を続けているだけに、期待に応えてくれる可能性は十分です。

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