クラウドストライク ランサムウェア攻撃への懸念で株価高騰

7月6日のマーケットでクラウドストライク(CRWD)が前日比4.91%増の264.98ドルと高騰しました。

現在、世界中のサイバーセキュリティ担当者は、ロシアのサイバーギャング「REvil」に関連した新しいランサムウェアの被害状況の確認に追われています。

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このランサムウェアの攻撃は、米IT管理サービス企業Kaseyaの製品である、Kaseya VSAのソフトウェアを使用している企業に焦点を当てています。攻撃者は、全ての被害者が利用できる復号ツールを提供する見返りとして、7,000万ドルのランサムウェアの支払いを要求していると言われています。

この報道を受けて、サイバーセキュリティ関連銘柄の株価が大きく上昇しており、クラウドストライクの高騰もその一環です。

UBSのアナリストであるロジャー・ボイド氏は、7月6日付けの顧客へのメモの中で、「(エンドポイント)ソリューション、特にクラウドストライクが提供するようなマネージド(エンドポイント)ソリューションは、悪意のある活動について顧客に迅速に警告し、今後顧客を保護するために防止ポリシーを更新する上で重要な役割を果たすと考えている」と述べています。

クラウドストライクは、特許取得済みの「Threat Graph」データベースを活用し、顧客から収集した数十億件のイベントをリアルタイムに分析・相関させています。Threat Graphは、1週間に1兆件以上のイベントを分析し、クラウドストライクの人工知能アルゴリズムにデータを提供しています。

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