ショッピファイ アナリストが目標株価27%引き上げ

バークレイズ証券のアナリストであるトレバー・ヤング氏は、6月28日にショッピファイをはじめとする「ウェブツール」プロバイダーのカバレッジを開始し、ショッピファイに対する「イコールウェイト」の評価を繰り返し、目標価格を1,340ドルから1,700ドルに引き上げました。

ヤング氏は、ショッピファイのファンダメンタル・ストーリーについて「ますます建設的になってきている」とし、同社の収益モデルは、売上高では業界のコンセンサスを9%上回り、調整後のEBITDA(金利・税金・減価償却前利益)では29%上回っていると指摘しています。

また、彼がフォローしている他のウェブツール企業と比べても、同社の成長スピードは速いと指摘しています。「簡単に言えば、勝っているということだ」と同氏は書いています。

その一方で同氏は、同社の評価は 「どのような尺度でも難しい 」と付け加えています。同社の株価は、今年度の利益予想の335倍以上、2021年度の売上予想の42倍で取引されており、株価が下がるようなことがあったり、前年比の売上比較が問題にならないことが明らかになれば、建設的な見方をするだろうとのこと。現在のバリュエーションの高さにナーバスになっているようです。

他のウェブツール企業については、「オーバーウェイト」と評価するゴーダディ(GDDY)の目標株価を107ドルから117ドルに引き上げる一方で、ウィックス・ドットコム(WIX)を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げし、目標株価を290ドルから280ドルに引き下げました。

メルカドリブレ(MELI)についてはオーバーウェイト、チューイ(CHWY)についてはイコールウェイト、グルーポン(GRPN)、イェルプ(YELP)、ジロー(ZG)についてはアンダーウェイトの評価を維持しています。

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