6月1日の決算発表以来、低調に推移していたズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)の株価が6月4日、急上昇しました。米国東部時間の午後12時40分現在、株価は約5.5%上昇しています。
考えられる理由としては2つ。まず、市場全体が大きく上昇し、特にズームのような成長株の上昇が目立つこと。
二つ目に、キャシー・ウッド氏率いるアーク・イノベーションETFが、6月3日に同社の株式を96,000株以上購入したことが報じられたことです。ウッド氏を信奉する投資家が追随買いに動いたのではと考えられています。
ズームは先日、第1四半期の売上高が前年同期比191%増の9億5,620万ドルに達したという素晴らしい業績を報告しました。
CEOであるエリック・ユアンは氏、同社の第1四半期決算発表の中で、「仕事はもはや場所ではなく、空間であり、Zoomはあなたのチームがつながり、最高のアイデアを実現するための力となります。私たちは、対面と仮想の両方のつながりに、より高い柔軟性、生産性、幸福感を与えるハイブリッドワークへの進化をリードすることにエネルギーを注いでいます」と述べています。