テスラ アナリストが目標価格を引き下げ

ジェフリーズのアナリスト、アナリストPhilippe Houchois氏が、テスラの(TSLA)の株価の目標価格を775ドルから700ドルに引き下げました。

まだ多くの可能性を秘めているものの、電気自動車関連銘柄としてユニークな存在ではなくなったと3月28日のリサーチノートに記し、進むべき道は、以前よりも少し難しくなっているとしています。

同氏は伝統的な自動車メーカーについても評価しています。フォード・モーター(F)やゼネラル・モーターズ(GM)を含む、彼がカバーするすべての自動車メーカーの目標株価を引き上げました。フォード株の目標価格は14ドルから16ドルに、GM株の目標価格は50ドルから62ドとし、両社ともに「買い」としています。

Houchois氏は世界的な自動車用半導体の不足などの短期的な課題を認識していますが、将来的には業界の投資や運転資金が減少すると見ています。また、「電気自動車への移行はマラソンのようなもので、明らかな勝者はおらず、勝者総取りもできないと考えている」とも述べています。

アナリストのコンセンサスとしては、テスラの2021年の売上高は前年比で約55%増加すると予想されています。テスラの業績動向で次に注目されるのが、4月に入ってすぐに発表されるはずの第1四半期の納入台数です。セクター全体に影響を与えている半導体の不足問題のために、納入予想は約18万台から16万5千台へと下方修正されて来ていますが、実績はどうだったのか、関心を集めています。

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