出だしは良かったんですが、時間とともにどんどん下げ幅を大きくしていったのが本日（3月8日）のナスダック。
ナスダック一人負けの状態。テック株やハイ・グロース株が調整入りしたことを改めて実感させる本日のマーケットでした。
今朝もまた現状を正視できない朝。信用取引をやっていない限り、こんな時は利益確定や損切りなどに動かないのが一番です。
ただ、現実問題として、「あの株がここまで下がったのか」という事実を目にすると動きたくても動けませんよね。
禁物なのは、そこで無理して動いてしまうこと。気力を振り絞って動いて売ったとしても、ほとんどの場合、後悔します。なんであんな価格で売ってしまったのだろうと。少なくとも私の場合はそうでした。
それぞれの株の個別の理由で下がっているのではなく、テック株、ハイ・グロース株全体がほぼ一様に下落しているわけですから、嵐が過ぎ去るのを待つのが賢明な方法だと思います。
今のマーケットの動きはローラーコースターが高みから一気に駆け下りている局面です。それも何回も上下動を繰り返しながら。振り落とされてはいけません。しっかりとベルトを締めてしがみつきましょう。ちょっと上り勾配になると降りたくなりますから、気をつけて。
市場全体は上がっているのに、ナスダックだけが下がり続けている今の状況では自分の投資戦略を見直したくなります。でも、それは近視眼的な考えであり、隣の芝生は青く見える症候群です。しばらくの間は混乱が続いても、ナスダックは必ず元に戻り、更なる成長を続けます。