エヌビディア 仮想通貨専用プロセッサを販売

仮想通貨のマイニング需要の高まりとともにGPUの品不足が続いています。マイニング業者によるGPUの買い占めが行わることが多く、そのためゲーム用に買いたい個人客やAI用に使いたい研究者が締め出されて不満の声が渦巻いています。

こんな状況を改善するために、エヌビディア(NVDA)は2月18日、仮想通貨専用プロセッサ「CMP(Cryptocurrency Mining Processor)」を製品化することを発表しました。

使用されるチップは、グラフィックスを行わず、ディスプレイ出力を全く行わないように設計されています。低電圧と低周波数で動作するため、大規模なマイニング作業のコストを大幅に削減することが期待できます。

販売方法の詳細はまだ発表されていませんが、これでマイナーとゲーマーの棲み分けが可能となり、不満の声が少しは収まるかもしれません。

また同社は既存のGPUがマイニングに使われにくくするため、26日発売予定の「GeForce RTX 3060」ではソフトウェアドライバーの設計により、イーサリアムのマイニングアルゴリズムを検出するとハッシュレートを約50%制限することも発表しています。

エヌビディア ビットコインより安全な仮想通貨投資」で書いた状況はこんな問題を含んでたんですね。きっちりと棲み分けができれば、エヌビディアにとっては拾いきれなかった需要を取り込めることになり売上増につながりそうです。

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG