バロンズ選定 買いのチャンスとなりそうな19銘柄

先週の下げを受け、今週、買いのチャンスとなりそうな19銘柄をバロンズが選定、発表しています。

選定の方法は、まず短期的なテクニカルトレンドからははじかれてしまったが、まだまだファンダメンタルズの見通しが強い銘柄を探すこと。

S&P 500 インデックスの中で、過去 1 週間で 50 日移動平均線を下回ったが 200 日移動平均線を上回っており、アナリストの評価の 90%以上が「買い」またはそれと同等の評価を受けている銘柄をスクリーニングしたそうです。

<バロンズ選定19銘柄>

先週の下落率
インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE) -0.27%
バレロ・エナジー(VLO) -0.90%
ウィリアムズ(WMB) -0.97%
マッケソン(MCK) -1.46%
フィリップス66(PSX)-2.34%
メドトロニック(MDT)-2.66%
フェイスブック(FB)-2.88%
ブラックロック(BLK)-3.00%
マクドナルド(MCD)-3.14%
TJX(TJX)-3.78%
ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ(HIG)-3.98%
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)-4.75%
コノコフィリップス(COP)-4.82%
テレダイン・テクノロジーズ(TDY)-5.09%
ジェイコブズ・エンジニアリング・グループ(J)-5.84%
シンクロニー・ファイナンシャル(SYF)-5.97%
デボン・エナジー(DVN)-6.47%
クアンタ・サービシーズ(PWR)-6.76%
ラムリサーチ(LRCX)-10.07%

ラムリサーチ(LRCX)は、半導体業界の株式の広範な下落の中で、先週10%以上下落しました。このため、価格は50日移動平均線を大きく下回りましたが、200日移動平均線を大きく上回っています。ウォール街はラムリサーチの見通しに強気で、アナリストの92%が株式の購入を推奨しています。

フェイスブック(FB)の株価は夏の終わり頃から比較的狭いレンジから抜け出せていませんでしたが、先週は3%下落しています。

これら19銘柄は先週は下がりましたが、それまで過去数ヶ月の上昇を逃した投資家にとっては、今週は買いの機会かもしれません。アナリストは、これらの銘柄にはさらなる上昇の余地があると見ており、市場全体が不安定な数日間であっても、各企業の業績見通しに変化はないはずとバロンズは言っています。

マーケットの全体の動きの良さもあるのでしょうが、この記事を買いている時点(2月1日の市場が閉まる1時間半前)では、LRCX +4.11%、PWR +2.36%、DVN +2.19%、SYF +2.2%、J +1.18%と先週落ち込みが大きかった株も上がっています。

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