IPOラッシュ再来?注目の米テック3社が上場準備中

2025年、米国株市場では新規株式公開(IPO)への関心が再び高まりつつあります。ステーブルコイン関連企業のサークル・インターネット・グループ(CRCL)やクラウドGPUレンタルのコアウィーブ(CRWV)が上場後に好調な株価推移を見せたことで、次に続くテクノロジー企業への期待が高まっています。 中でも注目されるのが、フィグマ、セレブラス・システムズ、そしてデータブリックスという3社です。これらの企 […]

急成長する肥満治療薬市場――イーライ・リリーとノボ・ノルディスクを追う新たな競合たち

2025年現在、アメリカの肥満治療薬市場ではイーライ・リリー(LLY)とノボ・ノルディスク(NVO)が圧倒的な存在感を放っています。両社が販売するGLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド」や「ウゴービ」は高い効果を示し、市場をけん引しています。 しかし、この巨大市場に新たなプレイヤーが続々と参入し始めています。 モーニングスターは、肥満治療薬市場が2031年までに2,000億ドル規模に拡大すると見込 […]

銀は「今世紀最高の取引」になるのか?その可能性と投資戦略を探る(後編)

2025年7月5日、マーケットウォッチは「シルバー(銀)は今世紀最大の投資チャンスかもしれない」とする注目記事を公開しました。構造的な供給不足、急増する産業需要、そして一部の米国州で銀を「法定通貨」と再定義する動きが相まって、銀市場には新たな潮流が訪れています。 この記事では、「前編」で紹介した銀ETFと銀鉱山株の詳細を掘り下げ、実際にどのような銘柄で「シルバー投資」を行えばよいのかを整理します。 […]

銀は「今世紀最高の取引」になるのか?その可能性と投資戦略を探る(前編)

2025年7月5日、マーケットウォッチが「シルバー(銀)は今世紀最大の投資チャンスかもしれない」と大胆に主張する記事を公開しました。金と比べて注目度が低い銀が、今まさに大きな変化の波に乗ろうとしているというのです。 本記事では、その注目記事の内容を紹介しつつ、銀投資を検討するうえでの視点を整理していきます。 銀価格は過去にも「静かに」高騰してきた 銀は歴史的に「急騰前に静かな蓄積期間を持つ」傾向が […]

ストリーミング広告市場をリードする成長株、トレードデスク

2025年5月、ストリーミングの視聴時間が、ついに放送テレビとケーブルテレビの合計を上回りました。この変化は長年にわたるトレンドの延長であり、過去4年間でストリーミングの視聴時間は71%増加。一方、放送テレビとケーブルテレビはそれぞれ21%、39%減少しています。 こうした視聴行動の劇的な変化のなかで、投資家が注目すべきは「誰がこの流れで最も恩恵を受けるのか」という点です。その有力な候補の一つが、 […]

AIの本命はどこか?急成長するオープンAIとアンソロピックに注目

2025年現在、人工知能(AI)分野では過熱した投資熱が続いています。中には設立からわずか数か月、売上も製品もほぼ存在しない企業に対して20億ドルもの資金が投じられる例もあります。しかし、冷静に収益性や成長率、バリュエーションを見ていくと、投資対象として相対的に魅力的な企業も見えてきます。 オープンAIとアンソロピックが「割安」に見える理由 AI市場で注目すべきは、基盤モデルを提供するオープンAI […]

エヌビディアに関する2021年の予測は当たったのか?2025年7月時点で検証する

2021年、当ブログ「米国株投資で幸せ作り」ではエヌビディア(NVDA)に関する複数の記事を公開しました。AIやGPU市場の未来、データセンター事業の成長、ロボティクスへの進出など、さまざまな観点から同社の将来性を分析しました。 この記事では、それらの内容が2025年7月時点でどの程度現実となっているのかを検証し、米国株投資における「公開情報活用」の有効性について考察します。 データセンター事業の […]

新S&P500銘柄・データドッグとは?驚異の成長と注目される理由

2025年7月、S&P500の構成銘柄に新たに加わることが決定したクラウド監視ソフト企業「データドッグ(DDOG)」が、投資家の注目を集めています。米株投資情報サイト「モトリーフール」では、この銘柄を「今も買い」とするアナリストの見解を紹介しており、その理由として以下の点を挙げています。 データドッグの強みとは データドッグは、クラウドインフラの監視・分析を手がけるSaaS企業です。急成長 […]

「AIでも市場は打ち負かせない」―マーケットウォッチが指摘する投資の現実

米投資情報メディアのマーケットウォッチに7月5日に掲載された記事が、投資家にとって興味深いテーマを投げかけました。その内容は、「AIを使っても市場には勝てないのではないか?」というものです。 この記事では、AI(人工知能)を活用する投資戦略がどれほど広がったとしても、平均的な運用成果は市場の平均(例えばS&P500)を下回るという現実が解説されています。 ウィリアム・シャープの「アクティブ […]

個人投資家の勢いが止まらない――2025年前半に過去最大の株式売買を記録

2025年前半、関税の導入、市場の乱高下、中東情勢の悪化など不安要因が重なる中でも、米国の個人投資家は過去最高水準の株式取引を行いました。ナスダックのデータによると、個人投資家による株式の累積売買額は6.6兆ドルを超え、過去最大となりました。 買い越し姿勢が鮮明に ナスダックによると、個人投資家は2025年前半に約3.4兆ドル分の株式を購入し、3.2兆ドル分を売却しました。この結果、買い越し額は2 […]

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幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

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