2025年8月29日、動画配信サービス「YouTube TV」を運営するアルファベット(GOOGL)と、スポーツやニュースの配信で知られるフォックス(FOX)は、YouTube TV上でのコンテンツ配信に関する新たな契約を締結しました。この合意により、全米の視聴者は今週末のカレッジフットボールやNFLの試合を引き続きYouTube TVで楽しむことができます。
契約の概要と視聴可能なスポーツコンテンツ
この契約により、YouTube TVの利用者は、フォックスが放映権を持つ注目のスポーツイベントを引き続き視聴することができます。たとえば、8月最終週の週末に行われる、全米1位のテキサス大学と前回王者オハイオ州立大学の対戦が配信されます。
さらに、NFLの定番番組「America’s Game of the Week」や、感謝祭に行われるデトロイト・ライオンズ対グリーンベイ・パッカーズの試合も含まれています。
なぜ双方にとって「理にかなった」契約なのか
この契約は、アルファベットとフォックスの双方にとって大きなメリットがあります。アルファベットは、人気スポーツイベントを自社のプラットフォームに維持することで、YouTube TVの競争力を維持し、ユーザーの離脱を防ぐことができます。
一方で、フォックスはYouTube TVの約12.8%という市場シェアを活用して、リニアTVでは届かない層にも自社コンテンツを届けることができ、広告収益の最大化にもつながります。
ストリーミング競争の中でのYouTube TVの優位性
現在、テクノロジー企業と従来型メディア企業との間でストリーミング市場をめぐる競争が激化しています。そんな中、YouTube TVは業界トップの座に位置しており、この契約更新はそのポジションをさらに強固にする動きと言えます。
また、フォックスとYouTube TV双方の親会社であるニューズ・コープ(NWS)およびアルファベットの株価は、2025年にそれぞれ19%と12%の上昇を見せており、このような戦略的提携が投資家からも好感されていることがうかがえます。
今後の注目ポイント
今回の契約は一時的な延長措置に続く正式な合意であり、特にスポーツシーズンが本格化するタイミングでの成立は、視聴者にも企業側にも重要な意味を持ちます。
ストリーミングと従来型放送の融合が進む中で、YouTube TVとフォックスの関係は今後も注目される存在となりそうです。
*過去記事 アルファベット GOOGL
🎧この記事は音声でもお楽しみいただけます。AIホストによる会話形式で、わかりやすく、さらに深く解説しています。ぜひご活用ください👇