2025年8月29日(金)の米国株式市場はレイバーデー前の最終取引日、ハイテク株を中心に売られ下落しました。ナスダックは1.2%安、S&P500は0.6%安、ダウ平均は0.2%安となりました。AI関連株が下落した一方、配当・低ボラティリティ・バリュー株が堅調でした。債券市場ではFRBクック理事とトランプ政権の対立が注目され、2年債利回りは低下、10年債利回りは上昇しました。
以下は、29日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
アンバレラ (AMBA)
株価変動: +16.78%
詳細: アンバレラは、ビデオ圧縮および画像処理チップを開発する米国の半導体設計企業です。2025年第2四半期の売上高は前年同期比49.9%増の9,550万ドルと好調で、通期の売上ガイダンスも上方修正されました。業績改善と成長期待を背景に、株価は大幅に上昇しました。
アイレン (IREN)
株価変動: +14.93%
詳細: アイレンは、ハイパフォーマンス・データセンターサービスを提供する企業です。第2四半期に過去最高の売上を記録し、エヌビディアとのパートナーシップにより「優先取引パートナー」の地位を獲得しました。今後の成長戦略に対する期待感が高まり、株価は急騰しました。
アリババ・グループ (BABA)
株価変動: +12.90%
詳細: アリババは、中国最大手のECおよびクラウドコンピューティング企業です。2026年度第1四半期の利益が市場予想を上回り、新たなAIチップ開発の報道も株価上昇に寄与しました。売上は市場予想を若干下回りましたが、全体的には好感されました。
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アファーム・ホールディングス (AFRM)
株価変動: +10.59%
詳細: アファームは、分割払い決済サービス「Buy Now, Pay Later(後払い)」を提供する米国のフィンテック企業です。第4四半期には黒字化を達成し、売上高は33%増の8億7600万ドル、GMVは43%増の104億ドルと成長を示しました。
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オートデスク (ADSK)
株価変動: +9.09%
詳細: オートデスクは、建築設計や製造業向けの3D設計ソフト「AutoCAD」などを提供する米国のソフトウェア企業です。第2四半期の調整後利益が市場予想を上回り、第3四半期および通期の見通しも強気に発表されました。
エヌビディア (NVDA)
株価変動: –3.30%
詳細: エヌビディアは、AIやゲーム用GPUで世界をリードする米国の半導体企業です。第2四半期のデータセンター売上が前年比56%増の411億ドルとなりましたが、市場の高い期待には届かず、株価は続落しました。
*関連記事「AI関連株が急落、投資家が人工知能に懐疑的になっている理由」
デル・テクノロジーズ (DELL)
株価変動: –8.88%
詳細: デルは、PCおよびサーバー機器の世界的メーカーです。第2四半期の調整後利益は市場予想を上回ったものの、第3四半期のEPS見通しが2.45ドルと、予想の2.55ドルを下回り、失望売りが出ました。
マーベル・テクノロジー (MRVL)
株価変動: –18.60%
詳細: マーベルは、データセンターや5G通信向けの半導体ソリューションを提供する企業です。第2四半期には黒字転換しましたが、売上・EPSが市場予想に届かず、第3四半期のガイダンスも保守的だったため、株価は大幅に下落しました。
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*過去記事 株価変動
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