エヌビディア株が続伸!グーグルとトランプ大統領のAI支援が追い風に

2025年7月24日、半導体大手のエヌビディア(NVDA)の株価が再び上昇しました。グーグル親会社のアルファベット(GOOGL)によるAI関連投資の拡大と、トランプ大統領によるAI推進政策が材料視された形です。

アルファベットのAIインフラ投資が追い風に

アルファベット(GOOGL)は2025年の設備投資計画を13%増額し、年間850億ドルへと引き上げました。これは前年の525億ドルを大きく上回る水準で、その多くがデータセンターへの投資と見られています。これらの施設には、エヌビディアのAI向け半導体が数多く導入されると予想されています。

また、アルファベットのスンダー・ピチャイCEOは、現在グーグルが月間で処理しているAIトークン数が980兆に達していると明かしました。これは5月の480兆から2倍以上の増加であり、AIモデルの利用急増を示しています。

トランプ政権のAI推進政策も追い風

トランプ大統領は2025年7月23日、AI産業の発展を後押しするための「AIアクションプラン」を発表しました。この政策では、テック企業によるデータセンター建設の手続き簡略化や、AI分野でのアメリカ主導の姿勢が強調されています。

この発表イベントには、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOも出席しました。同氏は「アメリカは世界で最も技術が豊かな国であり、最も革新的な国です」と述べ、AI分野における成長への強い期待を示しました。また、コンピュータ産業を「この国が生み出した中で最も偉大な産業」と評しました。

エヌビディア株は2日続伸

エヌビディアの株価は24日の取引で1.73%高の173.74ドルとなりました。前日の23日にも2.3%上昇しており、2営業日連続で上昇しています。AIインフラ投資と政策支援の両面から、エヌビディアへの期待が一段と高まっている状況です。

今後の注目点

今後もアルファベットをはじめとするテック大手のAI投資動向と、アメリカ政府による政策支援の行方が、エヌビディア株の動向に大きな影響を与えると見られます。AIトークンの使用量拡大やAIエージェントの普及によって、半導体需要の増加は今後も続くと見込まれています。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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