6月6日(金)の米国株式市場は堅調な雇用統計と注目の企業ニュースを背景に大きく反発しました。
以下は、6日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
サークル・インターネット・グループ (CRCL)
株価変動: +29.40%
詳細: サークル・インターネット・グループは、ステーブルコイン「USDC」の発行で知られるフィンテック企業です。IPO初日に167%上昇し、翌日も29.4%の上昇を記録しました。デジタル通貨分野への関心の高まりとともに、投資家から注目を集めています。
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クアネックス・ビルディング・プロダクツ (NX)
株価変動: +10.59%
詳細: クアネックスは、住宅および商業建築用製品の製造・販売を行う企業です。第2四半期決算が市場予想を大幅に上回り、株価が急騰しました。
パランティア・テクノロジーズ (PLTR)
株価変動: +6.51%
詳細: パランティアは、米国政府機関などを主要顧客とするビッグデータ解析企業です。AI分野での需要が増加しており、それを背景に株価が急伸しました。
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トランプ・メディア&テクノロジー・グループ (DJT)
株価変動: +3.88%
詳細: トランプ・メディアは、トランプ大統領が設立したソーシャルメディア企業「Truth Social」の親会社です。マスク氏との対立が緩和されたことを受けて、買い戻しが入りました。
テスラ (TSLA)
株価変動: +3.67%
詳細: テスラは、電気自動車（EV）とクリーンエネルギー製品を手がける米国の大手メーカーです。マスクCEOとトランプ大統領の対立が緩和されたことから、前日の暴落から反発しました。
マイクロン・テクノロジー (MU)
株価変動: +2.14%
詳細: マイクロンは、メモリチップの大手メーカーです。AI関連の需要が拡大しており、データセンター向けDRAMなどの販売が好調でした。
スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI)
株価変動: +1.91%
詳細: スーパー・マイクロは、AI向け高性能サーバーを製造・販売する企業です。AIインフラ投資の拡大を背景に、買いが継続しています。
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エヌビディア (NVDA)
株価変動: +1.24%
詳細: エヌビディアは、GPU（グラフィックス処理装置）で世界シェアトップを誇る半導体メーカーです。AI市場の拡大による恩恵を受けて、堅調な動きを見せました。
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マイクロソフト (MSFT)
株価変動: +0.58%
詳細: マイクロソフトは、ソフトウェアおよびクラウドサービスの世界最大手企業です。株価は過去最高の470.38ドルを記録し、時価総額で米国企業トップの座を維持しました。
サムサラ (IOT)
株価変動: -4.55%
詳細: サムサラは、IoT（モノのインターネット）プラットフォームを提供する企業です。関税への懸念により顧客の購入決定が遅れ、株価に下押し圧力がかかりました。
ブロードコム (AVGO)
株価変動: -5.00%
詳細: ブロードコムは、半導体およびエンタープライズソフトウェアの大手企業です。AI関連売上は好調でしたが、利益確定売りに押されて株価は下落しました。
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サービス・タイタン(TTAN)
株価変動: -6.94%
詳細: サービス・タイタンは、建設業や設備業向けのクラウドベース業務管理ソフトを提供する企業です。決算は好調でしたが、市場全体の心理悪化により株価は下落しました。
ブレイズ (BRZE)
株価変動: -17.65%
詳細: ブレイズは、顧客エンゲージメントプラットフォームを提供するSaaS企業です。業績は良好でしたが、2026年度の利益見通しを引き下げたことで失望売りを招きました。
ドキュサイン (DOCU)
株価変動: -18.97%
詳細: ドキュサインは、電子署名および契約管理ソフトを提供する大手企業です。請求額がガイダンスを下回り、通期予想も下方修正されたことが嫌気されました。
ルルレモン・アスレティカ (LULU)
株価変動: -19.80%
詳細: ルルレモンは、ヨガウェアを中心とした高級アパレルブランドです。第1四半期決算は良好でしたが、関税の影響と値下げによる利益見通しの下方修正で株価が大きく下落しました。
＊過去記事 株価変動