4月29日(火)の米国株式市場は上昇して終了。これにより、ダウ工業株30種平均とS&P500種指数は6営業日連続の上昇となりました。
以下は、29日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
ファイザー (PFE)
株価変動: +3.21%
詳細: 世界的な医薬品メーカー。第1四半期決算が市場予想を上回り、2025年見通しも維持され、安心感から株価が上昇しました。
ジェットブルー・エアウェイズ (JBLU)
株価変動: +2.70%
詳細: 米国の格安航空会社(LCC)。オフピーク需要の減少によるガイダンス撤回があったものの、短期的な買い戻しで株価は上昇しました。
テスラ (TSLA)
株価変動: +2.15%
詳細: 電気自動車(EV)とエネルギー製品を手がける先進企業。米国関税の一部緩和発表を受け、株価が上昇しました。
ペイパル・ホールディングス (PYPL)
株価変動: +2.14%
詳細: オンライン決済プラットフォームを提供する大手フィンテック企業。調整後EPSが市場予想を上回り、株価上昇につながりました。
フォード・モーター (F)
株価変動: +1.30%
詳細: 米国を代表する自動車メーカー。トランプ前大統領による関税緩和の見通しが発表され、追い風となりました。
メタ・プラットフォームズ (META)
株価変動: +0.85%
詳細: 世界最大のSNS「Facebook」や「Instagram」を運営。決算発表を控え、広告収益と生成AI投資への期待を背景に株価が堅調に推移しました。
コカ・コーラ (KO)
株価変動: +0.78%
詳細: 世界有数の飲料メーカーであり、コーラを中心に多様なブランドを展開。第1四半期決算は市場予想をわずかに上回りました。
マイクロソフト (MSFT)
株価変動: +0.74%
詳細: 世界最大級のソフトウェア企業であり、クラウドサービス「Azure」とAI分野に注力。決算発表を控え、クラウド事業とAI関連需要への期待から株価は上昇しました。
ソーファイ・テクノロジーズ (SOFI)
株価変動: +0.53%
詳細: デジタルバンクやローンサービスを提供するフィンテック企業。金融サービス部門が101%成長し、通期ガイダンスを上方修正しました。
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アップル (AAPL)
株価変動: +0.51%
詳細: iPhoneやMacで知られるテクノロジー企業。サービス部門の拡大や新製品への期待があり、決算前に株価が小幅上昇しました。
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エヌビディア (NVDA)
株価変動: +0.27%
詳細: グラフィックプロセッサ(GPU)市場のリーダーであり、AI向け半導体のトップ企業。ファーウェイの新AIチップ報道による前日の下落後、小幅反発しました。
アマゾン・ドット・コム (AMZN)
株価変動: -0.17%
詳細: 世界最大級のECサイト運営会社で、クラウド部門AWSも展開。決算発表を控え、成長鈍化懸念から株価は小幅下落しました。
ゼネラル・モーターズ (GM)
株価変動: -0.64%
詳細: 世界有数の自動車メーカー。好調な決算にもかかわらず、経済不透明感から2025年のガイダンス撤回により株価が下落しました。
ウルフスピード (WOLF)
株価変動: -15.98%
詳細: パワー半導体(SiC)製造に特化した企業。前日の急騰後、ショートスクイーズ解消に伴う利益確定売りで大幅下落しました。
*過去記事 株価変動