1月7日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

1月7日(火)の米国株式市場は、米国の求人件数と企業物価指数が予想を上回るデータを受けて債券利回りが急騰したことにより下落しました。
以下は、7日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

オーロラ・イノベーション (AUR)

  • 株価変動: +29.08%
  • 詳細: オーロラ・イノベーションは、自動運転技術を開発する米国のテクノロジー企業です。エヌビディアと提携して無人トラック技術を展開すると発表しました。エヌビディアの車載コンピューティングプラットフォーム「DRIVE Thor」が、オーロラの自動運転システムに使用されることが材料視され、大幅な上昇を記録しました。
    *関連記事「エヌビディアとの連携で株価急騰!オーロラの無人トラック計画の詳細

ゲッティ・イメージズ (GETY)

  • 株価変動: +24.12%
  • 詳細: ゲッティ・イメージズは、写真や映像素材を提供する大手ストックフォト企業です。シャターストックとの合併合意が発表され、合併後の新会社が「ゲッティイメージズ・ホールディングス」としてニューヨーク証券取引所で取引を継続することが材料となり、株価が24%上昇しました。

ユニファースト (UNF)

  • 株価変動: +20.88%
  • 詳細: ユニファーストは、職場用ユニフォームやクリーニングサービスを提供する企業です。職場用ユニフォームの競合企業であるCintasが53億ドルでの買収を提案したことが発表され、株価は21%急騰しました。

イナリ・メディカル (NARI)

  • 株価変動: +22.23%
  • 詳細: イナリ・メディカルは、血管疾患の治療に特化した医療技術メーカーです。ストライカーによる1株80ドル(約49億ドル)での買収合意が報じられたことを受け、22%上昇しました。

モデルナ (MRNA)

  • 株価変動: +11.65%
  • 詳細: モデルナは、ワクチンや医薬品を開発する米国のバイオテクノロジー企業です。米国での鳥インフルエンザ関連のニュースを受け、H5N1型鳥インフルエンザワクチンの開発が注目を集め、株価が12%押し上げられました。

カーバナ (CVNA)

  • 株価変動: +5.03%
  • 詳細: カーバナは、オンライン中古車販売プラットフォームを運営する米国企業です。RBCキャピタルが株式評価を「セクター・パフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を270ドルから280ドルに上げたことが株価上昇の要因となりました。

マイクロン・テクノロジー (MU)

テスラ (TSLA)

  • 株価変動: -4.06%
  • 詳細: テスラは、電気自動車やエネルギーソリューションを提供する世界的なリーダー企業です。BofA証券のアナリストが、投資家のセンチメントの改善を評価しつつも、「買い」から「ホールド」に格下げしたことで株価は下落しました。

エヌビディア (NVDA)

  • 株価変動: -6.22%
  • 詳細: エヌビディアは、人工知能やグラフィックス処理に特化した半導体メーカーです。CESで次世代ゲーム用グラフィックカード「RTX 50ファミリー」を発表したものの、「Blackwell」に関する新情報が少なかったことが投資家の失望を招き、株価は下落しました。
    *関連記事「CESで何があった?エヌビディア株価急落の背景と今後の見通し

パランティア・テクノロジーズ (PLTR)

  • 株価変動: -7.81%
  • 詳細: パランティア・テクノロジーズは、政府機関や企業向けにデータ解析ソフトウェアを提供する企業です。モルガン・スタンレーが「アンダーウェイト」のレーティングでカバレッジを開始し、目標株価を60ドルに設定したことがネガティブ材料となり、株価が下落しました。
    *関連記事「パランティアの株価は高すぎる?モルガン・スタンレーが示す現実とは


*過去記事 株価変動

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