投資家必見!ウルフリサーチが推す2025年の米国インターネット関連株TOP4

インターネット関連株は、新製品の投入や比較的健全なマクロ経済環境を背景に、2025年も引き続き好調が期待されています。ウルフリサーチのアナリスト、シュエタ・カジュリア氏は1月2日に発表したレポートで、大型株だけでなく中小型株にも投資機会があると述べています。以下、カジュリア氏が挙げた2025年の注目銘柄を詳しく見ていきます。

メタの成長余地

メタ・プラットフォームズ(META)は、過去2年間の株価上昇にもかかわらず、さらなる成長余地があると評価されています。カジュリア氏は同社の目標株価を670ドルから730ドルに引き上げ、人工知能を中心とした明確な成長ストーリーを持つ点を高く評価しています。特に、新しいソーシャルメディアアプリ「Threads(スレッド)」の成功や、TikTok禁止の可能性がメタの売上を最大10%押し上げる可能性を示唆しています。
*過去記事 メタ・プラットフォームズ

アマゾンの利益率改善

アマゾン・ドット・コム(AMZN)は、電子商取引セクター全体の成長期待が背景にあり、引き続き注目されています。カジュリア氏は目標株価を205ドルから270ドルに引き上げ、業務効率の向上、自動化の推進、そして広告売上の成長が同社の利益率を押し上げる要因であると述べています。

さらに、クラウドサービスであるAmazon Web Services(AWS)の需要拡大や、市場シェアの統合も売上を押し上げる原動力となっています。迅速な配送体制や商品の豊富な在庫も、競争優位性を強化する重要なポイントです。
*過去記事はこちら アマゾン AMZN

ウーバーの潜在力

ウーバー・テクノロジーズ(UBER)は、配車サービスやフードデリバリー事業を展開していますが、株価はその潜在力を十分に反映していないと指摘されています。カジュリア氏は目標株価を90ドルから92ドルに引き上げ、株価が現在よりも50%上昇する可能性を示唆しています。

最近では、テスラ(TSLA)の自動運転ロボットタクシーやアルファベット(GOOGL)の自動運転部門ウェイモとの競争に対する懸念が広がり、過去3か月で株価が14%下落しました。しかし、カジュリア氏は、テスラが来年の自動運転車の目標を達成できないと予測しています。さらに、ウーバーのモビリティ事業は市場シェア50%を誇るにもかかわらず、依然として割安で取引されていると評価されています。
*過去記事「2025年に注目すべき米国株!ゴールドマン・サックス推奨のトップ銘柄とは?

チューイーの成長機会

チューイー(CHWY)は、オンラインペットフード小売業界で成長を続けており、顧客基盤の拡大が売上と利益率の向上につながると予想されています。カジュリア氏は、チューイーの株式評価を「ピアパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を42ドルとしました。

同社は米国および海外での売上成長率が今後2年間で1桁台半ばから後半に達する可能性があり、現在の株価評価が妥当であるとしています。

まとめ

シュエタ・カジュリア氏によると、2025年のインターネット関連株は、AI技術の導入や業務効率の向上、規制や市場動向に伴う新たな機会を背景に、引き続き成長が期待されています。メタ、アマゾン、ウーバー、そしてチューイーといった企業は、特に注目すべき銘柄として挙げられます。これらの企業は、いずれも明確な成長戦略と市場優位性を持ち、投資家に魅力的な機会を提供しています。

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