エヌビディア株、2024年末に向けて再浮上の兆し!AIブームがもたらす次なる成長

エヌビディア(NVDA)は、2022年以来初めて四半期ベースで株価が下落しましたが、2024年末に向けて再び上昇の兆しを見せています。メリウス・リサーチのアナリスト、ベン・ライツェス氏は、年末にかけてエヌビディアの株価がさらに上昇する可能性が高いと予測しています。

第3四半期の株価動向

エヌビディアの株価は暦年ベースで第3四半期に約2%下落し、7四半期連続の上昇トレンドが一旦途切れました。しかし、10月7日の取引では2.2%の上昇を記録し、2024年には累計で158%の上昇を見せています。ライツェス氏は「エヌビディアは依然として良好な位置にあり、年末に向けて株価は上昇するだろう」と楽観的な見方を示しています。

半導体市場とAIトレンドの影響

エヌビディアだけでなく、半導体市場全体にも注目が集まっています。ヴァンエック半導体ETF(SMH)は過去14四半期で平均9.4%上昇しましたが、第3四半期では平均2.6%の上昇にとどまっています。このことから、第4四半期にはさらなる上昇が期待されています。

特に、AI半導体市場の成長がエヌビディアを後押ししています。OpenAI、マイクロソフト、アルファベット、メタなどの大手企業が次々と高度なAI製品をリリースしており、これがエヌビディアのAI関連ビジネスを強力に牽引しています。ライツェス氏は、GPUの需要増加がエヌビディアの業績を引き続き支えると見込んでいます。

エヌビディアの評価と見通し

ライツェス氏は、エヌビディアの株価が依然として魅力的であると強調しています。「2025年の保守的な予想に基づけば、株価収益率(PER)ベースで、エヌビディアは我々のグループ内で2番目に割安な水準にある」と述べています。

また、2025年3月のGTCカンファレンスで、CEOのジェンスン・フアン氏が「ルービン」チップの改良について発表する予定です。これにより、2026年にさらなる成長が期待されており、1株当たり利益(EPS)5ドルの達成も現実味を帯びてきています。

まとめ

エヌビディア株は近年大幅な上昇を見せており、投資家は今後の成長可能性に注目しています。AIや半導体市場の追い風を受け、年末に向けての株価上昇が見込まれる中、エヌビディア株を保有することは引き続き賢明な選択肢と言えそうです。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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