TモバイルCEOが語る!iPhone 16 Proシリーズが昨年を超える販売ペース

TモバイルUS(TMUS)の最高経営責任者(CEO)であるマイク・シーバート氏は、アップル(AAP)の最新スマートフォンであるiPhone 16シリーズの販売が、昨年のiPhone 15を上回るペースで進んでいることを明らかにしました。特に、iPhone 16 ProおよびiPhone 16 Pro Maxの販売が好調で、消費者が高価格帯のモデルを選ぶ傾向が強いと述べています。

「消費者はProやMaxといった最上位モデルを購入しており、昨年よりもその割合が増加している」とシーバート氏は、CNBCのジム・クレイマー氏とのインタビューで語りました。

iPhone 16の発売と価格

アップルは9月9日にiPhone 16シリーズを発表し、9月20日から店頭販売を開始されます。iPhone 16 Proの価格は999ドルから、iPhone 16 Pro Maxは1,199ドルからと高額ながらも需要が高いことがわかります。

消費者はアップルの公式ストアや、Tモバイル、AT&T(T)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)といった通信事業者を通じて購入することが可能です。これらの通信キャリアは、下取りプログラムを利用して旧型の携帯電話を引き取ることで、iPhoneの価格を実質的に引き下げ、販売台数を増やす取り組みを行っています。

iPhone 16シリーズとAI技術の融合

アップルのiPhone 16シリーズは、同社が誇る生成AI技術を初めて搭載したスマートフォンです。この技術により、ユーザーはテキストプロンプトを通じて文章や画像を生成できるようになり、ユーザー体験の質が大幅に向上すると期待されています。AI機能は10月にリリースされるiOS 18.1のベータ版にて初公開される予定です。

ただし、これらのAI機能が本格的に展開されるのは少し先になるため、シーバート氏はこの点について「AI機能がしばらく登場しないため、このサイクルはやや長引くのではないか」と述べています。

アナリストの懸念に対する反論

一部のアナリストは、iPhone 16シリーズの販売が期待外れに終わる可能性があると見ていますが、シーバート氏はこれを強く否定。「それはナンセンスだ」とし、iPhone 16の販売が堅調に進んでいることを強調しました。

アップルの株価動向

iPhone 16シリーズが発表された9月、アップルの株価は3.71%上昇しました。過去1年では、同社の株価は31.59%の上昇を見せています。この株価上昇は、iPhoneの販売好調と新技術の導入が主な要因となっています。

iPhone 16が市場に与える影響

iPhone 16シリーズは、スマートフォン市場において再び技術革新を推進するものとなりそうです。特に、高価格帯モデルの販売が好調で、アップルのブランド力が消費者に強く訴求していることがわかります。

また、通信キャリアが提供する下取りプログラムや補助金制度も、消費者にとって魅力的な選択肢となり、iPhone 16の販売台数を押し上げる要因となっています。さらに、アップルが導入を予定しているAI技術も、新たなユーザー体験を提供することで、今後の販売動向に影響を与える可能性があります。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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