アファーム急騰!第4四半期の業績でウォール街を驚かせた理由とは?

8月29日、アファーム・ホールディングス(AFRM)の株価は、同社の第4四半期の業績がウォール街の予想を大幅に上回り、経営陣が事業の黒字化に関する明るい見通しを示したことを受けて、33.94% の急騰を見せました。これにより、株価は41.98ドルに達し、約3年ぶりの大幅な上昇を記録しました。

第4四半期の業績ハイライト

  • 1株当たり損失: 14セント(予想は48セントの損失、前年同期は69セントの損失)
  • 総売上高: 6億5,920万ドル(予想は6億370万ドル)
  • 総取引高 (GMV): 72億ドル(予想は68億7,000万ドル、前年同期は55億ドル)

この結果を受けて、アファームのCEOであるマックス・レフチン氏は、「消費者第一主義のアプローチと、Affirmアプリやカードのユニークな機能が、消費者に選ばれる理由となっている」と述べ、今後も成長を続ける自信を示しました。

2025年度に向けた見通しと黒字化への道

アファームは、2025年度の総取引高 (GMV) が335億ドル以上になると予測しており、ウォール街の予想である326億ドルを上回る見通しです。また、2025年度第4四半期にはGAAPベースでの営業利益黒字化を達成し、その後もこのベースでの黒字を維持する計画です。

株式市場の反応とアナリストの見解

アファームの株価は2024年に入ってから15%下落していましたが、第4四半期の好調な業績を受けて大幅に反発しました。米国みずほ証券のアナリスト、ダン・ドレブ氏は、アファームの格付けを「アウトパフォーム」とし、目標株価を65ドルに引き上げました。同氏は、「CEOが『キラー・クオーター』と評した第4四半期は、素晴らしい1年の締めくくりだった」と評価しています。

さらに、Apple Payの「Buy Now, Pay Later (今すぐ買って、後で払う)」の導入により、アファームの潜在的な対象市場が35%増加し、120億ドル規模に拡大する可能性があるとも指摘されています。

まとめ

アファーム・ホールディングスは、消費者向け金融サービス市場での成長を続けており、最新の業績報告を受けて、投資家からの注目が再び集まっています。今後の業績も明るい見通しが立っており、特に2025年度にかけての黒字化への期待が高まっています。アファームの株価は今後も注目を集めることでしょう。

*過去記事はこちら アファーム AFRM

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG