アップル株売却完了か?バークシャー・ハサウェイの最新動向と今後の戦略

バークシャー・ハサウェイ(BRK-B)アップル(AAPL)の売却を完了した可能性があります。2024年8月3日に発表された同社の10-Q報告書によると、第2四半期に保有するアップル株をほぼ50%削減したことが明らかになりました。そして、14日の午後遅くに発表された13-F報告書によれば、第2四半期に約3億8900万株を売却した後、6月30日時点でアップル株を4億株保有していたことが判明しました。

ウォーレン・バフェットの投資戦略

バークシャー・ハサウェイのCEOであるウォーレン・バフェット氏は、3000億ドルの株式ポートフォリオを管理しています。同氏の投資哲学に基づき、4億きっちりという数字が重要であると考えるバークシャー・ウォッチャーも存在します。実際、バークシャーはコカ・コーラの株式も4億株保有しており、その数は25年以上も変わっていません。

バークシャーの今後の展望

バフェット氏は、バークシャーが今後も引き続きアップル株を保有していくと公言しており、バークシャーの最大の投資先であるアップル株を維持する方針を示しています。現在、バークシャーのアップル株保有額は約890億ドルであり、次に多く保有するバンク・オブ・アメリカとアメリカン・エキスプレスの2社の規模の2倍以上となっています。

市場への影響と今後の見通し

アップル株の売却が終了する可能性が高いことは、アップル株にとって朗報です。14日の終値は0.2%上昇し、221.72ドルとなりました。バークシャーの次のアップル株保有状況に関する情報は、11月に公表される第3四半期10-Q報告書まで待たねばなりません。

*過去記事「税金150億ドル超え!ウォーレン・バフェットの大胆なアップル株売却

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