8月9日の米国市場、株価は上昇し、S&P500種株価指数は前セッションの上昇幅を拡大しました。以下は、9日に株価が大きく動いた銘柄です。
エクスペディア (EXPE)
- 株価変動: +10.21%
- 詳細: 旅行予約サービスを提供するエクスペディアは、第2四半期の調整後利益が予想を上回り、売上高が6%増の35億6000万ドルとなりました。CEOのアリアン・ゴリン氏が「マクロ環境はより厳しくなり、旅行需要は軟化している」と述べた後も株価は10%上昇しました。今年一杯の業績予想を調整中です。
イーライリリー (LLY)
- 株価変動: +5.5%
- 詳細: 医薬品の開発と製造を行うイーライリリーは、複数のウォール街の企業が目標株価を引き上げました。モルガン・スタンレーは目標株価を1,083ドルから1,106ドルに引き上げ、オーバーウエートの格付けを維持しました。同社の第2四半期の調整後利益がアナリスト予想を上回り、通期の利益と売上ガイダンスも引き上げられました。
ギリアド・サイエンシズ (GILD)
- 株価変動: -2.55%
- 詳細: バイオ医薬品の開発と販売を行うギリアド・サイエンシズは、第2四半期の利益と売上が予想を上回り、2024年の業績ガイダンスを引き上げました。四半期の売上は70億ドルで、予想の67億ドルを上回りましたが、株価は2.6%下落しました。
テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア (TTWO)
- 株価変動: +4.4%
- 詳細: ゲームソフトウェアの開発と販売を行うテイクツー・インタラクティブ・ソフトウェアは、第1四半期の調整後利益が予想を上回り、売上高は4%増の13億4,000万ドルとなりました。
e.l.f.ビューティー (ELF)
- 株価変動: -14%
- 詳細: 化粧品とスキンケア製品の製造・販売を行うe.l.f.ビューティーは、会計年度ガイダンスを上方修正しましたが、アナリスト予想には届かなかったため株価は下落しました。第1四半期の売上高は50%増の3億2,450万ドルに跳ね上がりました。
ドクシミティ (DOCS)
- 株価変動: +39%
- 詳細: 医療専門家向けオンラインプラットフォームを提供するドクシミティは、第1四半期の調整後利益が予想を上回り、第2四半期と通年のガイダンスも上方修正されました。通年の売上高は5億1400万ドル〜5億2300万ドルに達すると予想されています。
*関連記事「AIと遠隔医療の融合:ドクシミティの驚異的な四半期決算と今後の展望」
ロケットラボ (RKLB)
- 株価変動: +12.58%
- 詳細: 小型衛星打ち上げサービスを提供するロケットラボのCEO、ピーター・ベック氏は、「打上げサービスや宇宙システム製品に対する需要が強く伸びている」と述べました。
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ファイブナイン (FIVN)
- 株価変動: -26%
- 詳細: コールセンターソフトウェアのプロバイダーであるファイブナインは、通期ガイダンスを引き下げ、「最近の予約動向と不透明な経済状況を反映したもの」と述べたため、株価は急落しました。
アカマイ・テクノロジーズ (AKAM)
- 株価変動: +11%
- 詳細: クラウドコンピューティングおよびセキュリティサービスを提供するアカマイ・テクノロジーズは、第2四半期の調整後利益が予想を上回り、通期ガイダンスも上方修正されました。
トレードデスク (TTD)
- 株価変動: +12.5%
- 詳細: 広告テクノロジー企業のトレードデスクは、第2四半期の収益と売上がウォール街の予測を上回りました。売上高は26%増の5億8500万ドルでした。
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スウィートグリーン (SG)
- 株価変動: +33%
- 詳細: サラダチェーンのスウィートグリーンは、第2四半期の売上が予想を上回り、株価が急騰しました。売上は前年比21%増の1億8460万ドルで、予想の1億8080万ドルを上回りました。
アレイ・テクノロジーズ (ARRY)
- 株価変動: -21%
- 詳細: 太陽エネルギー関連企業であるアレイ・テクノロジーズは、通期見通しを下方修正し、売上高9億ドル〜10億ドル、1株当たり利益は64セント〜74セントと予想しました。アナリストらは、売上高13億ドル、一株利益1.08ドルを予想していました。
*過去記事 株価変動